赤いきつねが四十周年で東京・大阪にPop Up Store、武田鉄矢が若手芸能人に贈る言葉

【ビジネス報道】 東洋水産(2875.T1)は、平成三十年十月四日に東京・渋谷にて赤いきつね四十周年を記念して『渋谷ポップアップストア』オープン発表会を行った。赤いきつねのブランドイメージに合致しているとして四十年間も広告起用し続けている武田鉄矢(己丑)と女優・グラドルの足立梨花(壬申)が登場した。


赤いきつねの前身商品「カップきつねうどん」の発売開始は昭和五十三年。同社は水産物の取引及び輸出と加工食品の製造・販売と得意としていた為、知見を活かしてインスタント カップ麺を開発。「熱いきつねうどん」に名前を変え、翌年に現在の「赤いきつね」となった。緑のたぬきは二年後に発売。カップでは無く、袋麺自体は三十八年に発売しており、緑色の包装の「たぬきそば」だった。報道現在、同社は即席麺業界でシェア二位。


 トークショーでは最初期の戦車を使ったCMも流された。武田は過去を振返りながら、殆どが海外ロケだった点を強調。アフリカやヨーローッパ等に行った。戦車のCMは米・カリフォルニアだった。当時の日本はバブル景気で「広告会社も元気だった。エネルギッシュだった。」と現在と比較した。ロケ中の合間にはアドリブ時間もあったと言う。台本に無い演技で採用されたシーンもあった。新CMは「金八」の生徒であった濱田岳(戊辰)も出演。「若い内は仕事を選ぶな。」とのCMの台詞は半ば本音である旨を交えて「あいつは仕事を選ばない、って芸能界では直ぐ回る。」とポイントを指し示した。それは逆も然りという事だ。


今回のポップアップ ストアは赤いきつねと緑のたぬきを食べ比べて投票するキャンペーン。東京と大阪で開催する。特設サイトでは来年一月末まで開催。食べ比べブースは札幌・仙台・名古屋・広島・福岡の五ヶ所に設置する。また手元に届けてくれる「みんなで食べよう!食べ比べキット」も実施。三人以上のチームで応募し、手元にきつねとたぬきが届き、食べ比べた後に投票数と食べ比べの様子を写真に撮って投稿する。投稿内容の一部は特設サイトに掲載する。


記事:荒田雅、撮影:金剛正臣

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