【社会報道】 仏・パリ市と東京都の文化交流としてフランス政府の公式文化機関であるアンスティチュ・フランセの協力を加え、『パリ東京文化タンデム 二〇一八』を実施している。現在は秋冬プログラム。
タンデムとは、パリが姉妹友好都市と行う文化交流事業。二十三年より開始して英・ロンドンや米・NY、西・マドリッド等の都市と共に実施している。東京では在日フランス大使館の協力を得ている。アンスティチュ・フランセはフランス語講座やフランス発の文化、思想、学問を発信。「アール・ブリュット ジャポネ2」「FUROSHIKI PARIS」「からくり人形の動態展示」「東京画 SHIBUYA - TOKYO CURIOSITY」は「ジャポニスム二〇一八」の特別企画だ。
秋冬プログラムは以下の七イベント。
- 展覧会『エキゾティック×モダン アール・デコと異境への眼差し』
- 複合文化イベント『Saison Rouge Weekend in Paris-Tokyo』
- 演劇公演『ガラスの動物園』
- ライブ・アート・パフォーマンス『ダーク・サーカス』
- 現代工芸品展覧会『Création sous influence 響き合う創造』
- 大学生の東京・パリのポスターコンテスト
- 海外オーケストラ公演『パリ管弦楽団』
一の展覧会は都庭園美術館にて平成三十一年一月十四日まで。両大戦間期のフランスに花開いたアール・デコをアフリカやアジアに取材したダイナミックな絵画、彫刻を含め、昭和初期の美術館、装飾美術館、モビリエ・ナショナル等のフランス美術館所蔵の国内初公開作品を中心にした約八十五点を紹介する。
三の演劇は三十年十月二十七日と二十八日に東京芸術劇場プレイハウスにて。繊細な光と美術で誘う「思い出」の世界を繰り広げる。日本人キャストでの初演から七年、新たにフランス版として日本再上陸。七の締めとなる海外オーケストラ公演は、十二月十六日に東京芸術劇場コンサートホールにて。本公演ではソリストにイザベル・ファウスト(ヴァイオリン)を迎え、 ベルクのヴァイオリン協奏曲、マーラー交響曲第一番「巨人」を届ける。
0コメント