三人目の女王は長澤まさみ|新感線☆RS『メタルマクベス disc3』

【芸能報道】 平成三十年十一月九日から十二月三十一日迄、豊洲「IHIステージアラウンド東京」にて新感線☆RS『メタルマクベス disc3』が上演される。浦井健治(辛酉)と長澤まさみ(丁卯)が三百六十度の回転劇場でシャウトする。


十八年に劇団☆新感線と宮藤官九郎(庚戌)が初めて組んで挑んだシェイクスピア作品がメタルマクベス。ロックバンドが劇中で生演奏する等、音楽に特化したスタイルで上演。三百六十度の回転劇場が特徴だ。宮藤独特のうねりをハードロックとヘヴィメタルの楽曲で煽りまくる。初演から十二年の時を経て三作連続の上演。演出は十八年に本作で第九回「千田是也賞/毎日新聞社」を受賞した、いのうえひでのり(庚子)。前作は一年以上も続いた「髑髏城の七人」だった。



 十月十九日にはマクベス(浦井)のランダムスター夫人役を務めるまさみのヴィジュアル撮影レポートを公開。まさみは新感線に初参加する。衣裳は女王様振りを増長させるエナメル素材で略ブラックのコーデ。胸元が大きく開いたショート丈のライダース ジャケットにマイクロミニ、網タイツにニーハイブーツ。ジャケットの襟にはスタッズ、指には黒く長い付け爪。そして大振りのティアラと赤いメッシュの入ったショートヘア。手袋は片手だけ。


新感線の初参加に関して、まさみは「元々、新感線の舞台は好きでしたし、機会があれば何時か出てみたいなと思っていたので、お話を頂いてとても有り難く光栄でした。」と興味を抱いていた。宮藤とは二十歳くらいの時に宮藤の脚本を経験。discが分かれる事で主演が変わる点については、「今回、IHIステージアラウンド東京での『髑髏城の七人』のシリーズを観に行かせて頂いていたんですが、やっぱり色んな人が同じ役を演じるというのは、とても面白い試みだと思いました。誰もが演じてみたいと思える魅力的なキャラクタを時期をずらして違う人が演じていくというのは、演じる側にとって、とても良いチャンスだと思いますし、観る側にとっても違う楽しみ方ができますしね。」と答えた。


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