十年超の麻雀シリーズ、映画『むこうぶち』の袴田吉彦は更なるロングランを狙う

【芸能報道】 平成三十年十一月十三日に東京・押上にて男性向けエンタメ チャンネル「MONDO TV」を運営するターナージャパン(代取:高橋孝喜)は、人気漫画のVシネ シリーズ「むこうぶち」とコラボし、最新作であるオリジナル映画『むこうぶち15 麻雀の神様』『むこうぶち16 無邪気』と撮影現場に密着したメイキング版『メイキング・オブ・「むこうぶち15,16』を十二月より放送するのを記念して記者会見を行った。

会見には主演の袴田吉彦(癸丑、写真上)、ガダルカナル・タカ(丙申)と及川奈央(辛酉)の三名が出席した。


原作は天獅子悦也の「高レート裏麻雀列伝 むこうぶち」。十一年より「近代麻雀オリジナル/竹書房」で連載開始。翌年からは「近代麻雀/同社」で、報道現在も連載中。CS放送では最多の麻雀番組を放送する同チャンネルでは、約二十年に亘って放送中の番組「モンド麻雀プロリーグ」の実戦対局の模様や番組で馴染みのプロ雀士や解説者等が出演している。また、今回の施策を記念して「むこうぶち」シリーズの一挙放送等と番組編成を強化。新作をJ:COM(299ch)にて特別先行放送も行った。


報道現在で四十五歳の袴田は三十四歳の頃より出演を続けているが、私生活では全く麻雀を打たない。高校時代には打っていた経験があり、役満の大三元や字一色等で上がった実績がある。見所は賀集利樹(己未)との対決シーン。「最後は傀(袴田)との熱い闘いになっていると思うので。」と推した。囲み取材では出演が十年を超えた点に関し、「やっぱり老けましたよね。」と答えつつも、更なるロングランへの意識もし、「(シリーズを)撮り溜めしておいて欲しいですね。」と話した。


途中から出演のガダルカナルは三人の中でも一番、麻雀が強いと自他共に認める。たけし軍団の中でも一番の自信があるそうだ。競輪・競馬・競艇・オートと一通りのギャンブルを経験。師匠である北野武(丁亥)から「ギャンブルで(運を)使うよりも、芸人っていうギャンブルに使った方が良い。」と諭され、禁止した。袴田も運を芸能界で使っている。


奈央は最初期から出演しているが、途中、抜けている。新作では久々の出演。「監督もスタッフさんも略変わらないので、返ってきたなという感じでした。」と現場の感想を述べた。実名で出演している一歳違いの宮内こずえ(庚申)プロ麻士については、「ずっとプライベートでも仲良くさせて貰っていまして。」と伝え、麻雀の腕もさることながら、演技に関しても太鼓判を押していた。奈央は正月と盆にも家族と麻雀を打ち、パートナとの出逢いも麻雀だった。競輪にも触手を伸ばす。


尚、十二月六日よりJ:COMにて新作4K版を配信予定。


写真提供:ターナージャパン㈱

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