『二〇一九世界柔道選手権 東京大会』の公式ロゴマークとメイン ビジュアル発表

【スポーツ報道】 平成三十年十一月二十三日より「グランドスラム大阪二〇一八」が開催された。二十五日まで。日本柔道連盟(会長:山下秦裕)は、二十二日に『二〇一九世界柔道選手権東京大会』の公式ロゴマークとメイン ビジュアルを発表した。本ビジュアルには柔道の創始者・嘉納治五郎(庚申)や蘭アントン・ヘーシンク(甲戌)、谷亮子(乙卯)、阿部一二三(丁丑)等の金メダリストのレジェンドとニュースター九名が登場。嘉納は「日本体育の父」とも呼ばれる。


コンセプトは「その道は一本」。黒帯を一本の道に見立てたデザインで、柔道とJUDO、競技と教育、過去と未来、それらは全て一本の道で繋がっているというメッセージを表現した。


『二〇一九世界柔道選手権東京大会』は、新元号元年八月二十五日より八日間に亘って、日本武道館にて開催。世界選手権の日本開催は九年振り。東京五輪への重要な試金石となる。先ず、個人戦男女各七階級で世界王者を目指して争う。最終日の九月一日には男女各三選手が出場する男女混合団体戦が行われる。


世界選手権の代表選考方法は昨年から新システムを導入。それは、当該年の世界選手権とグランドスラムの両大会を制した選手は、翌年の世界選手権代表に内定するもの。よって、冒頭のグランドスラム大阪が重要となる。


注目は二十一歳の阿部。五輪四連覇を目指す。四年前のグランドスラム東京にて六十六㌔級で男子史上最年少の十七歳三ヶ月で優勝を果たし、名を世に知らしめた。三年前のグランプリ・タシケントでは、オール一本勝ちで優勝。本年の世界選手権では、初出場の妹の詩(庚辰)と共に日本史上初の兄妹同時優勝を果たした。だが、阿部は二十三日のグランドスラム大阪で二位となり、内定を逃した。妹の詩は二連覇となった。


画像提供:㈶全日本柔道連盟

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