都とトリップアドバイザーが訪都観光客・邦人向けに『TOKYO SURPRISE!』

【社会報道】 東京都(知事:小池百合子)とトリップアドバイザー(代取:牧野友衛)は、平成三十年十一月三十日に都営大江戸線「都庁前駅」にて都を訪れる観光客に対して日本文化に触れる体験を紹介するキャンペーン『TOKYO SURPRISE!』のPRイベントを開催した。同社は世界最大の旅行サイトの日本法人。アンバサダはドイツ出身のファッション系レポータであるYouTuberのカティー・キャット(写真上)。


二十三日より開始した同キャンペーンは、トリップアドバイザーの口コミで人気が高かった料理や伝統工芸等を体験できる施設をピックアップし、都営交通からの利便性と邦人・外国人を問わずに愉しめる事をポイントに選定したもの。一昨年より両社が行っている「TOKYO 100」のスピンオフ企画となる。


 都営交通の中吊りや駅構内のポスタ、Webサイト、リーフレット等で紹介していく。目玉は一万枚限定の『TOKYO SURPRISE!』独自デザイン切符。この切符には当たりが付いており、非売品の都営交通の独自グッツをプレゼント。都営の各駅で販売する。当選者の中から一組(五名まで)に「超ミステリ ツアー」が当たる。また職員が花魁や侍に扮してキャンペーンを盛り上げていく。


同社は日本人と外国人が旅行に際する計画の違いに着眼。日本人は「どんなものを見に行くのか」を重視するのに対し、外国人は「その土地で、どんな体験ができるのか」を計画時に重視している、という。今回ピックアップした施設は「things to Do」の切り口で集めた。「都民でも知らない様な施設があります。」と国内向けにも自信をもつ。


カティーは都の魅力を「毎日違う。朝・昼・晩、凄く動いている。」と変化の激しい都市である点に言及。自信が体感・体験した事を日々、YTで発信し続けている。特に耳かきを挙げた。カティー曰く、「海外には耳かき文化が無い。」と推したい日本文化の一つとし、最初は耳かきの竹を簪と勘違いして髪に差していた。


記事:荒田雅×撮影:金剛正臣

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