サッカー・おこしやす京都ACに二十代の新代取

【スポーツ報道】 平成三十年十二月十一日にプロ スポーツ クラブの多店舗展開や教育事業を営むスポーツX(代取:小山淳)は、子会社のおこしやす京都ACの代取に「東大」卒で史上二人目のJリーガ・添田隆司(癸酉)が就任した事を発表した。添田新代取は二十五歳。若き新代取が活躍し、スポーツ ビジネスに若い優秀な人材が入ってくる呼び水として期待する。


二十七年に東大の経済学部を卒業。大学時は就職を考え、三井物産より内定を貰うも大学四年の十二月にJ3の藤枝MYFCからオファーがあり、選手兼社員で加入した。午前は選手として練習、午後は社員として主に事業企画・経営企画を中心に担当していた。二十九年にアミティエSC京都(現・おこしやす京都AC)に移籍するが、後一勝でJFL昇格を果たせなかった。現役を続ける選択肢もあったが、会社のビジョン達成の為と長期的な同クラブを成長させていく為に同年に現役を引退。引退後は、四十代であるスポーツXの小山代取(丙辰)と事業再構築の為に世界四十ヶ国以上に視察と商談に行った。本年七月より同社の取締役に就任し、全社の事業企画・経営企画を中心に担っている。


添田新代取は「クラブの文化をしっかりと受け継ぎ、次のステージへ押し上げていく事に全力を尽くす所存です。またクラブの経営・強化の徹底した可視化・体系化・標準化に努めて参ります。クラブの経営者や監督は変わっていきますが、クラブは存在し続けます。持続的にクラブが成長する為には、誰が監督をしてもチームを勝たせる事ができ、誰が経営を担ってもクラブが成長していける仕組み構築とノウハウ蓄積の必要があると考えております。」とコメント。


中期計画の策定やシーズン毎に目指すべきサッカーの落とし込み、年間プランニング、週間プランニング、監督・コーチの週間アクションプランへの試みを進めている。クラブ運営については、クラブに知見が永続的に溜まる仕組みづくりに拘っていく。同クラブの理念は 「咲かせようスマイル つなげようスポーツで」。


写真提供:スポーツX㈱

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