若手の小野田龍 税理士ら四者によるワンストップ型の三世代『相続セミナ』

【ビジネス報道】 平成三十年十二月十五日に、東京・小岩にて税理士法人GNs(代表社員:小野田龍、写真上)が「失敗しない為の相続セミナー」を開催した。本年より始めた同セミナは今回で四回目。特徴は若手の税理士、弁護士、司法書士と保険業者の四者が一体となっている点。相続に関するワンストップ型のセミナだ。


小野田(乙丑)税理士はIT技術を利用し、早期に企業の数字を把握する事によってスピード経営を目指す。起業家を応援したい強い想いから税理士を志した。顧客と共に成長する姿勢だ。国内最大手税理士法人での勤務経験を有し、企業のステージに合わせて最適なコンサルティングを提供している。

森川法律事務所に所属する沢田大知(丙寅)弁護士は、司法修習時代から現在まで相続事件を担当。他にも企業法務・交通事故案件を取扱う。

ネクストリーガル司法書士・行政書士事務所に所属する小池一史(丙寅)司法書士は業界歴七年。実務経験は不動産登記が九割、商業登記が一割。年間で四百件の登記を行う。


小野田税理士は「対策でこんなに違う?相続税」について講演を行った。主に相続税の基本的な仕組みや贈与の活用方法に触れた。相続に関する様々なパターンについて顧客の理想を実現すべく説明を行った。沢田弁護士は、実務経験に基づき、具体的な相続の方法や法的な問題となるパターンを具体的に解説。小池司法書士は相続登記に関する基本的な知識と相続登記の必要性を順次に説明した。

また、今回のセミナ対象のとなった小岩エリアを担当するジブラルタ生命保険(代取:山内一洋)の菅野貴弘(丁卯)は司会進行を行い、「担当地区の方々が不安に思う相続について、もっと知って欲しい。」とセミナの存在を地域住民に呼び掛けた。


 通常連携を行わない各士業の話が一度に聞けるという点が大きいだろう。セミナ終了後には各士業が参加者に寄り添い、「解らない所はありませんでしたか。」と参加者の一人ひとりに対し、丁寧にフォローを行っていた。その際に実際のセミナ内容だけでなく、「こんな方法もあるんですよ。」と有益な情報を教えていた場面もあった。

当日の参加者は七十から八十代のシニアだったが、小野田税理士は「相続は一夜にしてならず。知っておくのは早い方が良い。三世帯で是非、来て下さい。」と、相続の当事者がいちどきに学べる点も強調。家族ぐるみで相談できる若手士業集団は心強く感じた。


撮影記事:岡本早百合 

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