経産省×AbemaTVで「クリエイターズ ファンディング」、海外を狙うコンテンツ募集

【ビジネス報道】 経産省(大臣:世耕弘成)は、平成三十年十二月二十五日にAbemaTV(代取:藤田晋)の事業「クリエイターズ ファンディング(CF)」と連携して世界に羽ばたくヒット コンテンツ創りに挑戦するクリエイタの映像企画の募集を開始した。三十一年一月十八日まで。


対象は日本国内在住のクリエイタ個人。募集テーマ は「働きがい」「健康」「生活」「ジェンダ」「技術革新」の五つで、これまでに無い斬新な映像の企画。フォーマットとしては映画部門が百二十分以内、テレビ番組部門は三十分から六十分、短編シリーズ部門は五分以内を六本。ジャンルは不問でドラマやアクション、サスペンス、コメディ、ロマンス、スポーツ、バラエティ、ドキュメンタリ等を受け付ける。表現手法としては実写やアニメ、CG等と不問。


コンテンツの海外展開を促進する為には、制作会社(クリエイタ)が権利を活用して交渉力(バーゲニング パワー)を高めていく事が重要とみる。経産省では、多様な資金調達手法の普及に向けた施策として、クリエイタがピッチ(コンテンツ企画のプレゼン)を行う企画マーケットの形成を支援している。その試みの一つとして、コンテンツ配信を手がける同社と連携する。


CFでは、従来の枠組みに囚われない斬新な企画や熱狂を生むコンテンツ企画を公募。審査の結果、最優秀企画には同社による制作費用の提供(トレーラ制作として十本程度に三十万円/企画、最優秀企画は原則三百万円以内)、各種メディア発信、話題化のプロデュースまで全面サポートが受けられる。トレーラ映像の権利帰属は制作者。但し、一般公開は不可。本編映像の帰属は選択制。制作者帰属の場合には、一年のみ同社による独占配信権(期間内の二次利用は可)。同社帰属(譲渡)の場合には、流通・販売や二次利用等によって得た収益の一定割合を分配する。


画像引用:経産省

0コメント

  • 1000 / 1000