女子達がハマる『二.五次元ミュージカル』、世界に誇る日本の新カルチャ

【社会ニュース】 近年、世の中の女性を筆頭に大流行している『二.五次元ミュージカル』。これは二次元で描かれた漫画・アニメ・ゲーム等の世界を、舞台コンテンツとしてショー化したモノである。代表的な作品としては「テニスの王子様」「NARUTO」「セーラームーン」等がある。昨年三月より旧渋谷マッスルシアターである「AiiA 2.5 Theater Tokyo」が一年間の専用劇場として運営されていた結果、平成二十九年四月末までの延長を運用元の日本二.五次元ミュージカル協会(代表理事:松田誠)が決めた。


この『二.五次元ミュージカル』は鑑賞費に止まらず、関連商品にまで結果が出ている。昨年上演したシリーズとしては第六弾の『舞台「弱虫ペダル」インターハイ篇 The WINNER/東宝』のDVDは発売初週のオリコンウィークリで一.六万枚を売り、一位を獲得。来月四日より第八弾となる舞台『「弱虫ペダル」~総北新世代、始動~』が公演される。また来月三日から始まるミュージカル「Dance with Devils」は、上演前からの人気で、秋葉原に専用のカフェがオープンし、関連雑誌は売り切れる店が出るまでの人気っぷりだ。




<今夏、五大アリーナまで>

 人気は国内には留まらず、昨年はアジア公演も行ったライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-/ネルケプランニング」と韓国公演も行った「デスノート THE MUSICAL」はどちらも話題となった。前者は今夏に再公演する。更に昨年に上演され大人気を博したミュージカル「刀剣乱舞」は舞台作品としての人気はもちろん、ミュージカルからデビューした刀剣男士team 三条 with 加州清光のシングル♪「刀剣乱舞」がBillboard JAPANの週間セールスシングルチャートで一位を獲得する等、凄まじい経済的な結果を残した。


尚、「AiiA 2.5 Theater Tokyo」では、報道現在「GOKÛ」が上演されている。来年五月以降の運用は未定である。そして七月二十二日には、日本初のアリーナショー「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」が名古屋を皮切りに、全国五大アリーナで四十万人の動員を目指す。アリーナ役には中川翔子(乙丑)が決定している。この『二.五次元ミュージカル』を日本が世界に発信できる、新たなサブ カルチャとして注目すべきである。

記者:原田

画像:㈳日本二.五次元ミュージカル協会の公式サイトより引用

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