二十三日から四月まで『お江戸深川さくらまつり』、船・酒・深川めし・家族向けワークショップ

【社会報道】 平成三十一年三月二十三日から四月七日まで東京・門前仲町及び清澄白河にて、第十五回『お江戸深川さくらまつり/深川観光協会』が開催される。本年も「お花見和船」を運行する他、朝市やガムラン演奏、夜桜BARまつり、木のまち深川を家族で楽しめるワークショップイベント「The深川 WOOD FES」等の様々なイベントを盛り込む。


和船からのお花見体験もできる「お花見和船」が春の風物詩。門前仲町駅の南を流れる大横川には一.三㌔㍍続く、二百七十本のソメイヨシノが三月下旬から四月上旬にかけて一斉に咲き誇る。大横川の桜並木は枝が水面近くまで低く、せり出しているのが特徴。土日を中心に運行する櫓漕ぎ和船は、この時期にだけ特別に大横川に運ばれてくるもので、船頭が櫓で漕ぎながら乗客を江戸情緒漂う花見の世界へと誘う。

併せて、和船から奏でる三味線の音色を楽しめる新内流しや花嫁船といった江戸風情を見物できる。


花見の絶景ポイントである石島橋(門前仲町駅の南)付近には、「深川めし」等が食べられる屋台村と京都等で見られる「川床」の東京版が大横川(木場寄り)にもオープン予定。夜間は桜のライトアップも実施され、門前仲町の三十六店舗のバーが参加する「深川夜桜BARまつり」も実施する。


花見区域は以下の五区域。

  1. 越中島橋~黒船橋~東富橋;横川を和船で巡る名物の「お花見周遊船」や新内流し等。石島橋の上から東側を見渡すのが人気の絶景ポイント。土日には深川めしや甘味等の屋台村が出店
  2. 牡丹町公園;こだわり産直野菜や加工品等を販売する朝市を開催
  3. 深川・富岡;深川不動堂や富岡八幡宮等の多くの参拝客で賑わう深川の中心。深川不動堂では「江東区文化観光ガイド」による境内案内や周辺まちあるきガイド(無料)も受けられる。
  4. 「東京海洋大学」越中島キャンパス;隠れた桜の名所。英国で作られ明治8年に日本にやってきた明治丸(国の重要文化財)も展示
  5. 高橋周辺;清澄公園、清澄庭園等の桜の名所が集まる。江戸初期に徳川家康の命によって作られた小名木川は両岸を桜に囲まれ、近くには芭蕉記念館等があり、松尾芭蕉の足跡が感じられる。

画像:深川観光協会

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