よしもとの子会社が二十五歳以下を対象にエンタメ系ビジネス コンテスト

【ビジネス報道】　平成三十一年三月十一日に吉本興業（代取：大﨑洋、岡本昭彦、田中宏幸）の完全子会社であるエンタメ系のスタートアップ スタジオ「ＶＥＲＳＵＳ（代取：山口哲一）」は、日本最大級のエンターテインメントとスタートアップのコンテストである『ＳＴＡＲＴ　ＭＥ　ＵＰ　ＡＷＡＲＤＳ　二〇一九』の開催決定を発表した。

同コンテストは二十六年より音楽、映画、アニメ等のジャンルを問わず、エンターテインメント分野でテクノロジを使ったイノベーションを起こしたい全ての若手起業家志望者を対象にしている。今回からは同社が主催を務める。

最優秀賞の一組には、同社によるメンタリング等の全面サポート、米・オースティンで開催される世界最大級のエンタメ系スタートアップのイベント「ＳＸＳＷ　二〇二〇（サウス・バイ・サウスウエスト）」への往復渡航費と「Ａｃｃｅｌｅｒａｔｏｒ　Ｐｉｔｃｈ　Ｅｖｅｎｔ」エントリへのサポートを受ける事ができる。言語支援と創業支援も行う。優秀賞の二組にも創業支援を行う。

テーマ領域は以下の六領域。

1. 日本のコンテンツ ビジネス生態系の活性化、再構築に繋がるサービス
2. 日本コンテンツの海外輸出を促進するサービス
3. エンタメ活用によるインバウンド ビジネスを活性化するサービス
4. アジア市場の緊密化を促し、日本文化伝播の可能性を広げるサービス
5. テクノロジを活かした新しい表現、クリエイティブを呼ぶサービス
6. エンタメ ビジネスにイノベーションを起こし得るあらゆるサービス

応募条件は二十五歳以下で、エンタメとスタートアップ（テクノロジ）分野での事業アイデアを持っている事と日本語又は英語でプレゼンが可能な者。法人は不可。四月十四日にはプレ イベントを東京・新宿「吉本興業東京本部」にて実施する。締切りは六月三十日。

併せて、スタートアップ・ビジネスプランを三ヶ月に亘って磨き上げる実践的ビジネス ワークショップ（全七回）も四月七日から六月三十日の間に行う。参加費は無料。

画像：㈱よしもとクリエイティブ・エージェンシー