時速百五十㌔のドローン レース等に国内初の公式ルールブック

【スポーツ報道】 平成三十一年三月二十五日に日本ドローンレース協会(代表理事:石神嘉兼)は、ドローン レースを広く普及させて一大スポーツにするべく、公式にDレースのルールや運営方法、レギュレーションを網羅した国内初の『公式ルールブック』を策定・公開した。世界ルールに準拠しており、オリンピックの競技候補とされているDレースの開催が全国各地で増え、競技人口が増える様に業界を盛り上げる。


DレースはFPVヘッドマウント ディスプレイを用いてスピードを競う「FPVレーシング」、Dのアクロバティックな動きによる演技を競う「FPVフリースタイル」、パイロットがDの姿勢状況を目視しながら操縦を行う「目視Dレース」、時間制限の中で全ミッションを早くクリアする「障害物Dレース」、D同士がぶつかり合う「Dスカイバトル」の五カテゴリに大別される。公式ルールブックでは、全体としてのルールに加えて各カテゴリ・クラス毎のレギューレーションを体系的に整理した。


 時速百五十㌔㍍超のスピードでコースを飛び交うのが「FPVレーシング」。老若男女問わず幅広い層に支持され、毎月の様に世界大会が各地で開催。Dレーサーはヘッドマウント ディスプレイを装着し、コントローラでDを操るスピードを競う。Dから送信されるリアルタイム映像でスターウォーズを彷彿させる様な映像を体験できる。


同協会は、二十七年に設立。「FPVレーシング」から三十㌘の超小型タイニDレースを全国各地で開催。国内でも最も多くのDレース開催実績を有す。昨年は韓国で行われた世界大会の代表団体として日本代表を組成した。今後は、より一層のアマチュア人口の拡大を目指した新しい競技の導入や支援、ルールブックの整備、パイロットの目標となる様なライセンス発行、そして全国大会を行う。


写真:㈳日本ドローンレース協会

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