白石和彌 監督の新作は家族の崩壊と再生、映画『ひとよ』

【芸能報道】 平成三十一年秋に公開される映画『ひとよ/日活』のキャスト情報が解禁された。原作は「鶴屋南北戯曲賞」「読売文学賞戯曲・シナリオ賞」等を受賞した劇作家・桑原裕子(丙辰、写真下)が率いる劇団KAKUTAの代表舞台作品「ひとよ」。


映画化の監督は「凶悪(二〇一三)」「日本で一番悪い奴ら(二〇一六)」「孤狼の血(二〇一八)」等と毎年の様に作品・監督・俳優賞を中心に国内賞レースを席巻し、俳優達が最も出演を熱望する映画監督の一人である白石和彌(甲寅、写真最上)。これまでにもタッグを組んで数々の印象的な作品を生み出している脚本・髙橋泉(癸丑)と共に崩壊と再生を軸にした家族の物語に挑む。


主演は佐藤健(己巳)。十五年前の事件に縛られ、家族と距離を置き、東京でうだつのあがらないフリーライタとして働く稲村家の次男・雄二を演じる。しがない町の電気屋に勤務し、三兄妹で唯一自身の家庭をもつが夫婦関係に思い悩み、幼少期より人とのコミュニケーションに苦手意識を持つ長男の大樹を鈴木亮平(癸亥)が。二人の妹で、事件によって美容師になる夢を諦め、スナックで働きながら生計を立てる園子を「万引き家族(二〇一八)」の松岡茉優(乙亥)が演じる。

更に、十五年振りに三兄妹との再会を果たす母・こはるを田中裕子(乙未)が演じる。


以下は白石監督のコメント。

これ以上のない最高のキャストに集まって頂き、少し緊張しています。
私自身、この家族がどのような物語を紡いでくれるのか、楽しみで仕方ありません。
多くの人の心に突き刺さる作品になるように、毎日を大切にしながら撮影に望みます。楽しみにお待ちください

画像:日活㈱

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