マーゴ・ヘミングウェイ『イヴの総て』上映決定、十九日からは『リア王』

【芸能報道】 平成三十一年四月九日にカルチャヴィル(代表社員:中村未知子)は、ナショナル・シアター・ライブ『イヴの総て』の上映を決定した。本年の締め括りとなる第九弾作品。併せて、十九日より公開となる『リア王』の鑑賞者が対象の「語る会」を二十八日に「東京大学・駒場キャンパス」にて実施する。本作は渋谷・川崎・名古屋・大阪・中州にての上映。


前者は大女優マーゴ・ヘミングウェイ(甲午)とお付きの若い女性イヴの野望と嫉妬を描いた。「アカデミー賞」主要部門をほぼ独占した昭和二十五年のジョセフ・L・マンキーウィッツ(己酉)監督による映画「イヴの総て」を、現代演劇界を代表するイヴォ・ヴァン・ホーヴェ(戊戌)が演出。女優マーゴ役には「X-ファイル」シリーズのジリアン・アンダーソン(戊申)、イヴ役には若手女優では実力派で映画「ベイビー・ドライバー(二〇一七)』等にも出演するリリー・ジェームズ(己巳)が出演する。

大女優マーゴは演劇界の栄光総てを我がものにしていた。彼女の人生に、若い女性イヴが登場するまでは。イヴは若く美しく、身近に感じられる存在で、マーゴが今や手にしていないものを持っていた。そして、今手にしているものすら、徐々に奪われていく・・・。

後者はイアン・マッケラン(己卯)が主演だ。ウィリアム・シェイクスピア(甲子)の四大悲劇の一つ。イベントは入場無料で予約不要。先着二百名。司会は英文学者の東大・河合祥一郎(庚子)教授。専門がシェイクスピア。

退位にあたり3人の娘の愛情を試した老王リアだったが、長女と次女に裏切られ、国を追われてしまう。パトリック・スチュアート共演の『誰もいない国』での好演も記憶に新しい名優イアン・マッケランが、NTLiveに再び登場。圧倒的な演技力と存在感で老王リアが辿る悲しい末路を体現する。演出を手掛けるのは堤真一主演『民衆の敵』など日本でも活躍するジョナサン・マンビィ。

画像:カルチャヴィル合同会社

0コメント

  • 1000 / 1000