来夏就航のZIPAIRがFデザイナ・堀内太郎を起用し、組合せ自由なシューズの制服

【ファッション報道】 日本航空(代取:赤坂祐二)と同社の完全子会社のZIPAIR Tokyo(代取:西田真吾)は、国際線中距離LCCの運航開始に向けて機体デザイン及び運航乗務員・客室乗務員・地上係員が着用する制服のデザインを決定し、発表会を行った。


ZIPAIRは令和二年の夏期スケジュールより運航予定のLCC。「至る所に日本らしい創意工夫をつめて、計算し尽くされた移動体験」を目指す。新発表した制服は、乗客に心から快適に愉しんで頂ける空の旅を提供する為に従業員のパフォーマンスを最大限に引き出す。コンセプトは“着回し”。その日の業務内容や天候、気分等に合わせて複数のアイテムの中から組み合わせる自由がある。ユニフォームが浸透している中で稀有な取組みだ。だが、LCCとして統一感は保持する。


シューズは男女共にトレンドのスニーカ。長時間に亘る業務での動き易さと疲労感の軽減を意識した。何よりも、デザインにファッション デザイナとアート ディレクタを起用した点は大きい。ベルギー「アントワープ王立芸術アカデミー」を首席で卒業し、昨年にメンズ ブランド「th」を立ち上げた堀内太郎(壬戌)をデザイナに迎えた。そして博報堂系のSIXが付加。


堀内(写真右)は制服について、「色々な業務がある中で、機能性は制服をデザインする上で押さえなければならない部分であると同時に、規律・信頼感を保つ美しい統一感を良いバランスで取れれば、という想いでデザインしました。」と述べた。


また同社の西田代取(写真上)は機体のデザインについて、「垂直尾翼は、コーポレートカラーのグレーを使い、印象的なZIPAIRのロゴマーク“Z”を配置。機体側面には、グリーンのラインを前後にのびやかに配置した事によって、矢がビュッと飛ぶ様に目的地に向って一直線に向っていく姿をイメージできました。」と説明した。


写真:㈱ZIPAIR Tokyo

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