V.V Meiが三連勝で三度目のタイトルマッチへ

【スポーツ報道】 令和元年六月四日に世界百四十ヶ国で展開するONEチャンピオンシップ(CEO:チャトリ・シットヨートン)は、日本の女性総合格闘家であるV.Vメイ(癸亥)選手へのインタビュを配信した。先月にシンガポールにて開催された「ENTER THE DRAGON」で三連勝(直近の二本は一本勝ち)となっていた。


メイ選手のデビューは平成十九年と十年選手。

先月の試合では直前にラウラ・バリン選手に変更となるアクシデントがあった。「知らせを聞く前から、嫌な予感みたいなのがあって、なんとなく心の準備ができていました。格闘家としての勘かもしれませんね。前にも同じ様な事があったし、あんまり動揺しませんでした。とにかく、試合をさせて欲しいと直談判して、結果的には良かったと思います。」と動揺はなかった。


直前の変更にも関わらず、一本勝ち。「時間はあまりなかったですが、その中でしっかりと研究してプランを練りました。概ね予定通りの展開に持ち込めたと思います。フィニッシュは、ケースバイケースなので、たまたまアームバーでしたが、そこに持ち込むまでの組み立てが重要ですね。」と振り返る。


格闘技への努力のモチベーションについては、格闘技が好きな点とONE自体が正当な評価をする点を挙げた。


 三度目となるタイトル マッチに対しても積極的だ。「三連勝したんだから、やらせてよって思っています。普通に考えたら、アンジェラ・リーに挑戦するかたちになると思いますが、そうじゃなくても私は構いません。誰が相手でもONE女子アトム級のタイトルを獲りたいです。」と鼻息を荒くする。アンジェラ・リー(丙子)女王とは最初、三年前に「世界女子アトム級女王決定戦」にて対戦し、零対三で判定負けしていた。二度目もアンジェラ女王で、メイ選手が唯一、勝てない選手だ。


日本の女子選手も増えていく点について。「もちろん成功して欲しいですけど、苦労もして欲しいです。若い時から良い事ばかりが続くと、いざ苦労が回ってきた時に対処できなくなる。その為には、本人や指導者も勉強が必要だし、経験が大切です。そして、この世界は甘くない。」と述べた。


写真:ONE Championship

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