【経済報道】 新経済連盟(代表理事:三木谷浩史)は、令和元年六月二十日に東京・芝公園にて開催した「新経済サミット 二〇一九」内で『新経連株価指数』を公表した。本株価指数は、新経連に加盟する一般会員の内、東証の主要市場に上場する企業を対象にした株価指数。経済団体が加盟する上場企業の株価を指数化しての発表は、日本初と自負する。
平成二十四年の活動開始以来、イノベーション(創造と革新)、アントレプレナーシップ(起業家精神)とグローバリゼーション(国際的競争力の強化)の促進を目的に、政策提言や会員企業への情報提供等に取組んできた。テック企業や新ベンチャ企業等の成長性の高い企業を中心に、会員数は増加。会員企業数は五百二十五社(四月現在)。上場する会員企業の数が約百社となり、本株価指数を開発した。
起算日である二十四年六月一日から令和元年五月末までの七年を見ると、本株価指数上昇率は約四倍に達した(画像上)。これは代表的な日本株指数の上昇率を大きく上回る。
新経連において、会員向けサービス等を担当する会員委員会・鉢嶺登 委員長(新経連理事、 オプトHD代取)は、「新経連は成長企業が多く、加盟する経済団体である事を様々な機会でアピールしてきました。この新経連指数は、そうした経済団体としての特徴を可視化したものです。実際に算出された指数は当初の予想を大きく上回るものとなりました。」とコメントした。
本株価指数に関して。銘柄入替え方法は毎年八月一日が基準日で、九月一日より銘柄定期入替えを実施。算出方法は、浮動株調整 時価総額 加重平均型(三㌫キャップ付き)。算出開始日は六月五日。二十日より新経済連盟のウェブサイトにて、毎営業日更新。算出委託先は、STOXXリミテッド社(ドイツ証券取引所グループ)。
画像:㈳新経済連盟
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