七月末から『築地本願寺 納涼盆踊り大会』、本年はリユース食器を採用

【社会報道】 令和元年七月三十一日から八月三日の四日間に亘って東京・築地本願寺(宗務長:安永雄玄)は、第七十二回『築地本願寺 納涼盆踊り大会』を開催する。本年はリユース食器の導入を行い、使い捨て容器ごみの削減・減量に取組む。


築地本願寺の盆踊りは、境内の大きな櫓(やぐら)をシンボルに、築地の夏の風物詩として親しまれてきた。築地の名店が飲食店として集合し、“日本一おいしい盆踊り”として親しまれる。鳥藤(焼鳥、 焼物、 唐揚げ)やきつねや(牛もつ煮込み)、松露(玉子焼き)、味の浜藤(練り製品「もろこし揚げ、 他」、いか焼き、ほたて焼き、 まぐろメンチ)、紀文食品(練り製品、ポテトちくわ、いかげそ揚げ、お好み揚げ)等を予定。


その一方、約八万人もの来場者(昨年実績)に比例し、大量のごみが発生。本年は出店者と協力し、繰り返し洗って何度も使用できる「リユース食器」を積極的に活用する。使い捨て食器からリユース食器へ切り替え、ごみの削減に取組み、日本一おいしくて“エコ”な盆踊りを目指す。


盆踊りでは、四日間で約二十㌧のごみを排出。その多くが飲食物を提供する為の使い捨て容器だ。国連SDGsでも、ごみの大幅な減量や環境保全が目標として掲げている。今回の導入には京都・祇園祭や大阪・天神祭等で実績を有す「地域環境デザイン研究所エコトーン」が協力。以下の三点を取組む。

  1. 使い捨て食器の一部を繰り返し使えるリユース食器で代用
  2. 提供する飲食物に合わせて5種類のリユース食器を用意
  3. リユース食器を回収するためのエコステーションを境内に3ヶ所設置


また、リユース食器導入に伴い、食器回収等のエコ ボランティアも募集している。募集人数は約八十人(各日約二十人)、十八歳以上。


写真:宗教法人築地本願寺

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