体験恋愛アドベンチャ『囚われのパルマ』が初舞台、原作で明かされないビハインド ストーリを上演

【芸能報道】 令和元年六月二十五日に東京・北千住にて舞台『囚われのパルマ -失われた記憶-/』公開ゲネプロと舞台挨拶が行われた。ゲネプロ前の舞台挨拶では出演キャスト全員が登壇。主演のハルトを演じる太田基裕(丁卯)と舞台オリジナル キャラクタ・篠木文乃を演じる元SUPER☆GiRLS・前島亜美(丁丑)が公演への意気込みを語った。


原作はカプコン(9697.T1)が平成二十八年にスマホ向けに配信したガラス越しの体感恋愛アドベンチャ ゲーム「囚われのパルマ」。これまでになかった世界観やキャラクタ表現が評価され、話題になったゲームだ。「Google Play 二〇一六年ベストゲーム ベストイノベーティブ ゲーム部門」「CEDEC AWARDS 二〇一八ゲーム デザイン部門」で受賞した。報道現在までにハルト編、 アオイ編を配信。昨年末より最新作「囚われのパルマ Refrain』を配信している。


 本作の舞台化は初。舞台ではゲーム本編で語られていなかったビハインドのストーリーを展開。上演の意気込みとして篠木役の亜美(写真最上左)は「世界観を大切に丁寧に稽古をしてきました。原作のカプコンさんとたくさん意見交換をしまして。製薬会社の話でもあるので、研究や実験のシーンでは小道具も本物を使っています。」と。ハルト役で主演の太田(写真上、右二番目)は「この作品はゲームが原作。ゲームでは描かれないビハインド ストーリが描かれています。この舞台に来て頂いたお客様と非常に良い空間が共有できたなと自負しております。」とコメントした。東京の前に先に大阪公演を終えていた。


原作のストーリには、孤島の収容所に囚われている記憶喪失の青年と主人公(プレイヤ)が相談員として交流し、記憶を紐解きながら心を寄せていく共通テーマがある。舞台は「ハルト編」のビハインド。ハルトが記憶を失う前に勤めていたシーハイブ医療センタにて彼が携わっていた研究や記憶を失う理由が語られる。日々の研究に打ち込むハルトと研究室のメンバとの仕事を描く。その中に、新人・篠木が研究所の新たなメンバと加わる事で物語が動いていく。何故、ハルトが記憶を失ったのか。シリアスな舞台だ。


尚、DVDの発売は既に決定している。


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撮影記事:岡本早百合

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