公明・山口なつお(66)が中小企業の応援に益々力を入れていくと|令和元年『参院選』

【政治報道】 令和元年七月十一日に東京・船堀にて『参院選』の東京選挙区に立候補した公明・山口那津男(壬辰、写真上)代表が街頭演説を行った。四日の公示日より東京入りは初。全国の応援演説に回っていた。演説では主に同党が政権与党として実施してきた中小企業対策や健康対策の実績を訴えた。


山口代表は冒頭に参院選の争点を“政治の安定”と強調。党首討論にて野党が生活の安定の優先を訴えたのに対し、山口代表は「政治の安定がなければ、政治の安定はありません。」と反論した旨を強調。然しながら政治の安定が目的ではなく、安定後に何をやるかを重視。中小企業の応援に力を入れる。


政権与党である同党は中小対策として、事業承継時の相続税・贈与税が十年間ゼロを実施(事業承継税制)。本年より法人だけでなく個人事業主の適用も開始した点を挙げた。また新製品開発や海外への販売ルート開拓の為の援助「ものづくり補助金」もアピール。昨年までは補正予算で組んでいた同補助金を、本年度から本予算に組み込んだ点も挙げた。


労使が折半する雇用保険料についても、平成二十九年度から本年度までの三年間は〇.二㌫/年を下げている。三年間の軽減額は計一兆円規模。山口代表は「来年以降も続けられる様にしたいと思っているんです。」と述べ、従業員の賃金上昇に寄与したい。最低賃金も安倍政権下で百二十五円/時間も上昇(全国平均)。特に東京においては九百八十五円まで上昇したので、一千円を目論む。


更に健康対策として、『がん対策基本法(平成十八年)』を同党が進め、無料クーポンの配布(乳がん等)を実施。当時の山口代表は同党の政調会長。がん検診率は二割から四割に増えたと主張した。他にも白血病『造血幹細胞 移植推進法(二十四年)』と胃がん「ピロリ菌検査」への保険適用等の実績を訴えた。


撮影記事:金剛正臣

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