デビュー十五周年に向けて椎名佐千子、輝き増す

【芸能ニュース】 平成二十八年三月二十五日に東京・錦糸町にて、演歌歌手の椎名佐千子(壬戌)が、通算十六作目となる『出船桟橋/君津・木更津・君去らず/キングレコード』のキャンペーン ミニライヴを行った。同作は二十三日に発売され「一般用カラオケ半音下げ」を含む五曲のシングルで、椎名の“海演歌”として第二弾となる。尊敬する歌手は、ちあきなおみ(丁亥)と安室奈美恵(丁巳)。趣味は「ボクササイズ」。


ミニライヴは計四曲を披露。『出船桟橋』からスタートした。母音の中音が響き良く、特に間奏の時間の世界観に惹き込まれる。まるで椎名の背景に日本海が見えてくる様な哀愁感を放った。合間のトークで、同曲は思い入れの強い作品となるだろうと述べた。制作にあたりスタッフとの喧嘩もあり普段は汗をかかない椎名だが、レコーディング後には汗でびっしょりとなり完成した際には涙がこぼれたと話した。



<初心と謙虚>

 二曲目は前作の「哀愁・・・日本海」。椎名は「ハイカラさん」スタイルでデビューし、「第四十四回 日本レコード大賞」の新人賞を受賞した。四月二十四日で十四年目。三曲目は三笠優子(己丑)の「夫婦川」を選んだ。「初心の大切さ。謙虚に物事を学ぶコトは大事だなと思います。でも成長するには変わらなきゃいけない。どっちも大事なんだなと感じます。十五周年を迎えるにあたり、初心は大事だなとしみじみ感じます。」と語り、二歳で初めて演歌を口ずさんだ同曲を歌った。


四曲目に軽快なアップテンポのカップリング、『君津・木更津・君去らず』。古事記の話し「日本武尊(ヤマトタケル)伝説」を挙げ、千葉・君津と木更津の由来を伝えた。歌う際に、眉間に皺が寄る瞬間に眼は魅惑を宿した。公式HPを立ち上げたばかりで、後援会情報等が記載されている。同時にブログとツイッタも開始した。三十日には、番組「徳光和夫の名曲にっぽん/BSジャパン」に出演する。女性ファンの多い椎名が十五周年に向けて、輝きを増す。


新曲『出船桟橋/君津・木更津・君去らず/キングレコード㈱』キャンペーン ミニライブ

演歌歌手:椎名 佐千子(Shiina Sachiko.)/㈲ガディス・プロダクション

撮影・記者:金剛

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