田中れいなはさくらまやを研究し、歌う|ミュージカル『赤毛のアン』

【芸能報道】 エステー(4951.T1)は、令和元年八月二十二日に東京・芝公園にてミュージカル『赤毛のアン』東京公演を行った。公演前にはアン・シャリー役の田中れいな(己巳)とダイアナ・バリー役のさくらまや(戊寅)が囲み取材に応じた。同社は平成十年より独自ミュージカルを開催。本年で二十二年目。


本作は本年で十七年連続十七回目の開催となる。れいなは初主演で、親友役のまやは五年連続。当日は、三月に行われた関東ブロックのオーディションで選出された十歳から二十歳までの十五名が、プロの役者達と共演。一千二百九十二人が来場した。


札幌、仙台の二公演を終えて迎えた東京で、れいな(写真上)は「赤毛のアンの舞台は初めて経験する事が多く、ドキドキしていたんですけど初日明けてみて、観に来て下さる方がファミリ層の方が多いので、末だに体験した事のないリアクションが返ってくるのがとても楽しいです。」と感想を述べた。まやは「今年のアンも結構最初から歌が歌い易くてやりやすいなって思っていました。札幌公演と仙台公演を終えて、ドンドン合うようになってきたよね。」と笑顔で返した。


歌につき、れいなは「まやちゃんは長年舞台に立たれている方だからどういう風に歌うんだろうって興味がありました。演歌界の方をリスペクトしているので、まやちゃんの歌い方はどんな感じだろうって思いながら稽古に臨みました。私も歌い方に癖があると言われるタイプなので、まやちゃんの歌い方に寄り添っていきたいなと思って、本番中はまやちゃんを研究して息が合うように歌っています。」と話した。


ミュージカルでは「二万人の鼓動TOURS」と銘打つ。一人でも多くにミュージカルの楽しさや素晴らしさを伝えていきたいという想いより、全公演がチケット券売ではなく無料招待。本年は全国から十六万六千六十五通の応募があった。またTOURSミュージカル経験者が、その後の様々な舞台で活躍している事から、ミュージカル俳優を目指す若者にとって登竜門的な存在としても定着してきている。


写真:エステー㈱

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