エイベックスが世界最大『Chinaモバイル』九億人へ楽曲コンテンツ提供

【ビジネス報道】 エイベックス(7860.T1)は、令和元年八月二十三日に中国最大の移動通信会社Chinaモバイル コミュニケーションG(法定代表人:YANG Jie)のグループ会社で音楽エンタテインメント・サービスを展開するMiguミュージック(法定代表人:Liao Yu)と楽曲ライセンス契約を締結した旨を発表。日本のメジャー・レーベルとしては初。同社Gが保有する三万曲と三千曲のMVを提供する。


契約締結会社は「エイベックス香港Limited」。


Miguミュージックは、中国国内において同名の音楽配信プラットフォームを運営。五億人に良質な音楽を提供し、親会社のChinaモバイルの携帯電話端末の契約者九.三五億人に着信音や呼出音に音楽を設定できるサービスを提供している(六月末現在)。 親会社は世界最大の携帯電話事業者。


エイベックスGは、拡大する中国の音楽配信市場に対して積極的に進出していく方針を掲げている。二十八年には中国音楽プラットフォーム大手の「NetEaseクラウドミュージック」とのライセンス契約を結び、昨年にはショート ムービーアプリ「TikTok」と中国を含む全アジアでの包括的なライセンス契約を締結していた。


今回のライセンス契約を通じて、MiguミュージックとChinaモバイルの携帯電話端末契約者への音楽配信・コンテンツ提供、オフライン イベントへのアーティストの出演、5G時代を見据えたコンテンツ開発等の様々な領域における協業の実現を図る。これらにより、中国国内における同社Gのコンテンツとアーティスト価値の最大化を目指す。


中国の音楽配信市場はプラットフォームが整備され、有料会員数が増加し、年々拡大。昨年は九百五十億円、再来年には二千五百億円規模に達する事が予測されている(出典:2019.4 iResearch Inc. )。


画像:avex hong kong、エイベックス㈱

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