多部未華子が毒舌おばあちゃんに?映画『あやしい彼女』で魅せた平成昭和

【芸能ニュース】 平成二十八年四月一日、東京・新宿にて映画『あやしい彼女/松竹(9601.T1)』の初日舞台挨拶が行われ、主演の多部未華子(己巳)・倍賞美津子(丙戌)・小林聡美(乙巳)・要潤(辛酉)・北村匠海(丁丑)・志賀廣太郎(戊子)と監督の水田伸生(戊戌)ら七名が登壇した。原作は二十六年、韓国で公開された「Miss Granny/CJ E&M CORPORATION」で翌年に中国でもリメイクされ、今後もタイやインドネシア、インド、そしてドイツでも製作準備が始まっており、世界中から愛される作品として成長を続けている。


数々の映画に出演し、同作でも主人公・大島節子を演じた多部は「こんなにたくさんの方に見ていただいて本当に嬉しい、この映画に関われて幸せに思います。」と喜びを伝えた。また、同作で本来の大島節子の姿・瀬山カツを演じた倍賞は「この映画の感想を色んなSNSを使って拡散して、家に帰ったら家族の方にも宣伝してくださいね。」と話した。水田監督は「この舞台挨拶の緊張のせいで、昨日はよく眠れなかった。今ようやく眠くなってきました。」と会場の笑いを誘った。




<要は未来人、多部は年齢が異なる疑惑>

 舞台挨拶ではタイトルにちなんで企画「あやしい噂検証!」を行った。キャストにまつわる色々な噂についての検証だ。要は東京大学名誉教授による研究の結果、百年後の日本人の平均顔とそっくりというコトから“未来人説”が浮上。その画像を見た要は、「いや、全然似てないでしょ、もしそうだったらニュースになりますよ。」と断固否定。また多部は「本当は二十歳説」が上がり、落ち着いて嘘であると証言した。「確かに歯が普通の人より少ないので顎が発達してないんです、それが原因かもしれないです。」と愛らしい笑顔を見せた。


同作の主題歌に抜擢されたのは「anderlust」の♪「帰り道/SMR」。シンガーソングライターの越野アンナとベーシストの西塚真吾によるユニットで、越野はLAで六歳まで暮らし、日本人離れしたメロディ センスと歌唱力に定評を得た。小林武史プロデュースによる楽曲が水田の耳にとまり主題歌、出演(越野のみ)を果たした。舞台挨拶の間も、同曲が流れ会場の雰囲気を作っていた。



最後に水田監督は「新年度で入学式や入社式等がある中、お越し頂いて誠に有難うございます。皆さんの力でこの映画の花を咲かせて下さい。」と締めた。

毒舌おばあちゃんとして周りから煙たがられる瀬山カツ(倍賞)。そんなカツがふと写真館を訪れ店主の言うがまま一枚の写真を撮ると、そこには若返った二十歳の自分(多部)がいた。正体を隠すため大鳥節子としてリスタートを果たした節子だが、やりたいコトが見つからない。そんな中、飛び入りで参加した商店街ののど自慢大会で節子の運命が大きく動いた。



『あやしい彼女』 公開情報:全国大ヒット公開中! 配給:松竹

©2016「あやかの」製作委員会 ©CJ E&M CORPORATION


記者:原田×撮影:金剛

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