名物「ざる見せ」は旬の食材を好みの調理法で、GEMS大門「島の恵みと喰らえ 匠」

【社会・グルメ】 平成二十八年三月にオープンした「GEMS大門/野村不動産」の八階には、和食屋「島の恵みと喰らえ 匠」が構える。店舗内は落ち着いた雰囲気で照明が明る過ぎない。カウンタ席とテーブル席に分かれている。分煙で計四十四席。半個室もある。食材は兵庫・淡路島をはじめ、各地より鮮魚を中心に毎日直送される。中でも同店の名物である「ざる見せ」は、紳士に一味違った時間を提供してくれるだろう。


写真の通り、その日の旬の食材をざる一杯に盛り、初めにお客様へ見せる。それぞれの食材に対し、焼きや蒸し等の調理方法を選ぶコトが可能だ。取材時の情報では、ある程度の調理法には対応できると鼻息を荒くし、要望を積極的に伝えて欲しいとのコト。これはそれぞれの食材の特徴を知っていなければ、調理法を選択するコトができない。詰まり、食への知見とディナーの提案力が紳士に問われるモノ。実力を遺憾なく発揮できるだろう。



<女性への配慮とびわ茶>

 当然に日本酒や焼酎を揃えているが、同店は女性目線を忘れない。「混酒」欄にカシスとラムのカクテルを用意。加藤店長によると、「ソフトドリンク」欄にある『淡路びわ茶』が格別に女性に人気だそうだ。非常に爽やかで鼻通りが気持ち良いびわ茶で、食材に間違いなく合う。こちらは夜に『淡路びわ茶ハイ』をオーダするコトが可能となる。冷え性の女性にも安心だ。温かい『淡路びわ茶割り』も受け付ける。



取材時のレセプション メニュー「弥生の寄り道コース」の品書きは以下の通り。


・冷やし鉢;ごま豆腐 雲丹のせ、山葵 美々庵掛け

・焼き八寸;鰆の磯辺焼き、筍の土佐煮、蛍鳥賊の酢味噌掛け、タラの芽の天麩羅 淡路島の藻塩添え

・お造り;本鮪、真鯛 本山葵添え


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