映画初主演の板野友美、アイドルから女優への進化

【芸能ニュース】 平成二十八年四月二日東京・渋谷にて映画『のぞきめ/KADOKAWA・プレシディオ』の初日舞台挨拶が行われ、主演の板野友美(辛未)・白石隼也(庚午)・入来茉里(庚午)・玉城裕規(乙丑)・石井心愛(甲申)・吉田鋼太郎(己亥)と監督の三木康一郎ら計七名が登壇した。同作は小説「リング/鈴木光司」、「着信アリ/秋元康」等、数々のホラー小説を生み出している「KADOKAWA」グループから出版された秘蔵書籍、三津田信三の同名小説が原作となっている。


サーモンピンクのシフォン生地ワンピースにルブタンのヒールで登場した板野は、AKB時代とは違う大人な女優の井出達だった。主演女優としてのオーラもあり、周りのキャストや監督からも大絶賛を受けていた。また板野の八枚目シングル♪「HIDE&SEEK/キングレコード」が同作の主題歌になっており、この映画で女優だけでなく歌手としての面も魅せた格好だ。同曲は、”視線気づいて”、”どこでも君を見ているから”など映画の内容を連想させる歌詞もありクールな楽曲に仕上がっている。尚、同シングルは初回版二タイプと通常盤、のぞきめ版五タイプがあり、四月二十日より発売となる。




<本気の板野を感じれる作品に>

 撮影から一年越しの公開となり、昨年を振り返って感慨深く噛み締め、「大勢の皆様と一つの作品を作り上げる素晴らしさを知りました。有難うございます。」と舞台挨拶で板野はコメントした。吉田曰く、「ともちゃんが、ココまでやるかってくらい凄い。」と賛辞。三木監督は板野に対し、「初の主演・板野の想いが詰まった作品。こうゆう板野友美を見れるのはこの映画が初めて。しっかり目に焼き付けて頂きたい。」と述べた。アイドル・板野ではなく、女優・板野友美を認める各共演者からの発言が目立った。


誰もが一度は感じたことのある、「見られている」という恐怖…。

 テレビ局で働く三嶋彩乃(板野)は、ある青年の謎めいた怪死事件を取材する。そこには、腹がよじれ、口から泥を吐き出した異様な亡骸があった。青年の恋人は狂ったように「”のぞきめ”の仕業だ!」と泣き叫ぶ。彼らはある出来事に遭遇して以来、ずっと何かに”覗かれている”気がしていた。のぞきめとは窓、タンス、カーテンの隅に潜み、目があった人間を恐怖のどん底に突き落とすモノ。そしてその恐怖は彩乃の身にもふりかかる。


『のぞきめ』 配給:KADOKAWA/プレシディオ

©2016「のぞきめ」製作委員会 


映画『のぞきめ/KADOKAWA・プレシディオ』初日舞台挨拶

記者:原田・岡本×撮影:岡本

© FPhime 

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