洋装はROLAND・道端アンジェリカ、和装は渡部建・IKKO|第一回『ベスト フォーマル ウェア アワード』

【高級ファッション報道】 令和元年八月三十一日に東京・新宿にて日本フォーマルウェア文化普及協会(代表理事:横山宗生)は、第一回『ベスト フォーマル ウェア アワード』の記者発表会を行った。発表会には、タキシード デザイナの横山代表(壬子、写真下)と洋装部門「タキシード ナイト」に選ばれた実業家のROLAND(壬申、写真上)が登場した。


同協会は昨年四月に設立。日本全国に日本独自のフォーマル ウェア文化を普及させ、世界に向けて発信したい。主に服飾や繊維等の分野における、日本の伝統文化や伝統産業の継承・発展に寄与し、社会貢献と地域経済の活性化に貢献する事が目的。


今回のアワードは、フォーマル ウェア文化の産業活性化を目的に新設。洋装部門「タキシード ナイト」に選ばれたROLANDの他の受賞者は同部門「イブニング ドレス クイーン」に道端アンジェリカ(乙丑)、和装部門「キモノ ナイト」にアンジャッシュ・渡部建(壬子)、同部門「キモノ クイーン」にヘアメイク アーティストのIKKO(壬寅)が既に内定している。ゲスト審査員は石田純一(甲午)。


十七日に「ザ・リッツ・カールトン東京」にて開催する授賞式当日は二部構成。一部には第二回「JFCAミス&ミスターコンテスト」で、二部が授賞式。


 ROLANDは、ホスト業界でもカジュアルな服装が主流になっている点を踏まえて「クラシック スタイルが廃れてきた中で、頑なにフォーマル ウェアという装いで出勤を続けて、そういった部分を評価して頂けたのかな、と思うと凄く嬉しい。」と笑みを浮かべた。横山代表は「日本は海外に比べ、フォーマル ウェアを学ぶ機会が無い。」と話し、打開策としてROLANDが「業界を変えるには憧れられるスターを創る事が必要。」と挙げた。


過去にフォーマル ウェアを着用して得たメリットについてハイムは問い、「タキシードを着て入れない場所って無くて。逆にタキシードを着なきゃ入れない場所は沢山ある。世界各国、何処に行ってもタキシードだったら拒まれる事が無い最強のアイテム。」と、その時々のタイミング毎にあるメリットを得てきた。


また若者のフォーマル離れについて、フォーマル初心者に対してのアドバイスを問い、「黒のジャケット。羽織るだけで周りからの扱いも変わるかもしれない。ハードルの低いアイテムなので是非着てみて欲しい。」と若者の背中を推した。


撮影記事:岡本早百合

0コメント

  • 1000 / 1000