弁理士会が若者へアピール、士業界として珍しいMVに大原優乃が出演

【ビジネス報道】 日本弁理士会(会長:清水善廣)は、令和元年九月二十六日に東京・高輪にてMV『BENRI-C』の完成披露イベントを開催した。このMVは弁理士の仕事の若者への認知向上と普及を目的としている。イベントではMVに出演したグラドル・大原優乃(己卯)と音楽プロデューサ・古坂大魔王(癸丑)が登壇した。


日本弁理士会は大正十一年に設立。弁理士に関する日本唯一の法人で、九十七年の歴史を有す。弁理士自体は百五十年の歴史だ。弁護士との違いは、弁理士が知的財産の専門家である点。弁護士は法律全般の士業でゼネラリスト。弁理士は知財のスペシャリスト。扱う知財は産業財産権の特許権・実用新案権・意匠権・商標権の四権や著作権、パブリシティ権、ネットのドメイン名等と多岐に亘る。


弁理士自体の数は日本で一.ニ万人程度、内、女性は二割弱。特許業務法人は三百程度(共に七月末現在)。一方の弁護士は四万人で、法人は一.一千と四倍の開きがある。企業としては知財・弁理士も法務・弁護士も欠かせない。


清水会長(写真上)は、弁理士として三十八年従事している。弁理士の試験を「司法試験や公認会計士試験、そういう名立たる難関試験、国家試験。」と話し、試験が短答式・論文式・後述式に分かれている点を説明した。三試験に合格後、半年の実務修習を経て晴れて弁理士となれる。


MVでは弁理士の仕事内容や特徴を伝えている。MV内での優乃は、弁理士を目指す新人スタッフの役。弁理士バッチの意味のクイズでは、撮影等を通じて「弁理士の方はヒーローだと思っていたので。」と三択の内の一つ「正義」と「国家の繁栄」を選び、正解した。皇室の紋である「十六弁菊花紋(正義)」と「五三の桐(国家の繁栄)」を象っている。日本政府の紋は「五七の桐」。


MVの作詞等を担当した古坂(写真上)は、ジプシ系(欧州民族)のダンス ミュージックである点を強調。ラップ調で弁理士の説明を歌詞に仕上げた。古坂が弁理士役。士業界としては、今回の取組みは非常に珍しい。所謂、堅めの仕事も若者向けへ弁理士会の様な取組みが増えていくだろう。既に行政は少しずつ着手している。


記事:羽田野正法、撮影:金剛正臣

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1994年に発売した「熱さまシート」が画期的だったのは、 額に「貼りつける」点である。氷嚢や濡れタオルがずれてしまうことに 不満があるという消費者のアンケート結果から生まれた製品だ。1本のボールペンで書いて、消して、また書けるのが、パイロットの「フリクションボールペン」である。しかも消しカスが出ない。「ユニ・チャーム超立体マスク」は、マスクの概念を一変させた。従来の平面構造を立体構造にしたのが最大の特徴だ。これにより顔にぴったりフィットするだけでなく、マスクと口の間に空間が生まれ、息苦しくない。日本は「ハンコ社会」である。役所に対する申請書から会社の残業届、書留郵便や宅急便の受け取り、果ては町内会の回覧板までハンコを使う。このような社会ニーズに応えて、職場や家庭で「必需品」扱いされているのが、スタンプ台や朱肉の要らないシヤチハタ株式会社の浸透印「Xスタンパー」である。「アイスクリームは夏だけのものではない。あたたかい部屋で外の雪景色を見ながら食べるようなアイスクリームもきっと需要があるはずだ。」そんな逆転の発想で開発されたのが、ロッテの「雪見だいふく」である。税関セミナーin高松(10月18日(金)開催)[外部リンク]関西会主催パテントセミナー2019BioJapan2019へのブース出展について[外部リンク]令和元年度 知財のミカタ ~巡回特許庁~[INPIT主催]令和元年度営業秘密・知財戦略セミナー[[関西会]弁理士の日記念事業「知財ふれあいフェスティバル日本弁理士会は知財教育を支援しています。弁理士になるには弁理士試験に合格し、 実務修習を修了する必要があります。Copyright © Japan Patent Attorneys Association,All Rights Reserved.

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