新生ピーチジョン、東京コレクションで初のショーを開催

【ビジネス・美容ニュース】 平成二十八年三月十六日、東京・渋谷で行われた「MBFWT 2016 A/W」内にて、『PEACH JOHN 2016 Autumn & Winter Collection/ピーチ・ジョン』が発表された。近年、TGC(東京ガールズコレクション)等の若者向け総合ファッションショーでの発表はあったが、ブランド単独でのショーは今回で十年振りとなる。ゲストにはライフ スタイルプロデューサ・叶美香、ファッションデザイナ・ドン小西(庚寅)、モデル・浦浜アリサ(庚午)らが来場。


同社は平成二十六年一月に現在の二代取体制(会長:塚本能交、社長:上野 顕之)に移行してからブランドの心機一転を狙った。塚本会長はワコールHD(3591.T1)及びワコールの代取も務める。ブランディングが大幅に変化した。その戦略の一部が「MBFWT」への参加だ。


同社の強みでもある、“ファッションを感じられるランジェリ”というテーマを基に、通常の下着概念に囚われないデザイン性を、更に追求した新展開を今季コレクションより開始。二季目となるコレクションのテーマは「ビンテージ シック」。ショーの舞台イメージはパリ八区の「モンテーニュ通り」。まるで宝石を散りばめた様な輝きのあるランジェリやシースル、レースを使用する事で、シンプルな色合いに淑女を思わせる上品さが感じられた。




<ヒップラインの美しさを際立たせるラインナップ>

 今季コレクションでは、特にボトムスのカッティングが綺麗だと感じた。胸元に目が行きがちだが、ヒップラインの綺麗さは女性にとって必須だと思われし、ヒップアップはトレンドでもある。チーキーやタンガといった、ラインが美しく映えるウェアも目立った。筋トレが流行っている昨今では、取り入れてみる下着の候補に入るのではないだろうか。同社での取り扱い価格は千円から三千円と手頃。


今後のコレクションについて、囲み取材に応じた上野社長は「前向きに考えていきたいと思います。」とコメント。総勢、七百名を収容した今季コレクション。ユーザからピーチジョンへの期待が強い様に伺えた。


PEACH JOHN 2016 Autumn & Winter Collection/㈱ピーチ・ジョン』

「MBFWT 2016 A/W/㈳ファッション・ウィーク東京推進機構」

写真:報道府より引用

記者:岡本

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