峯岸みなみ、十六歳からの人生設計の重要性を説く

【芸能ニュース】 平成二十八年四月九日に東京・新宿にて、AKB48の峯岸みなみ(壬申)が初主演となる映画『女子高生/ユナイテッド エンタテインメント』の初日舞台挨拶が行われた。登壇者は、峯岸と監督の山本浩貴を含めた九名(高田里穂、泉はる、中山絵梨奈、北山詩織、寒川綾奈、潮美華、冨手麻妙)となった。本作は舞台の映画版となり、コピーは「復讐って罪ですか?」。主題歌はET-KINGの♪「ひぐらしのなく頃に feat.千賀太郎/BARIKI」で、本作をイメージして作ったトラック。


ダンス部の主人公・高橋香月役を演じた峯岸は、開口一番に「努力は必ず報われる。」と本作による証明に自信をみせた。高校生時代は、芸能活動等であまり一般的な学生生活を送れなかったが、本作で「できなかった青春を取り戻せた。」と嬉しそうに微笑んだ。「七年前の自分への忠告」とのお題に対し、「同期がどんどん辞めて、残りの一人になるかも知れないぞ。」と当時は無計画であった旨を明かした。




<大人な峯岸が観れる作品に>

 前日にAKB48を卒業した同じ一期生の高橋みなみ(辛未)について触れ、小嶋陽菜(戊辰)と共に一期生として最後まで残った点を振り返った。小嶋の卒業も噂される中、自身が本当の最後になる可能性に言及。今迄の選択を肯定しつつも、七年前の十六歳の頃から、人生設計を考えておく重要性を伝えた。本作に関しては、唯のアイドル映画と思われない様に、裸眼で撮影に臨み必死に取り組んだ事を強調した。


山本監督は、脚本と企画も担当した。周囲の協力者、賛同者が徐々に増えた事により舞台が映画化した点を述べた。お題「七年前の自分への忠告」に対し、反対に本ばかりを読んでいた当時の自身より現在の自身への忠告等が欲しい、と述べた。また観客あっての映画の完成と重ねて感謝を述べた。


舞台挨拶において、一番の落ち着いた声色を響かせた峯岸。“大人の女”の雰囲気を二十三歳ながら醸し出し、緊張していた他のキャストをリードしていた。主演女優という箔がついた事と最後の一期生を意識した事で、精神の成長が極端に訪れたのであろう。それは眼差しや今回のコメントに顕れた。


イントロダクション

学生時代のクラスメイトとの楽しい時間、未来への希望、そして淡い初恋・・・。

映画『女子高』は、そんな青春時代を謳歌していた仲良し6人組が、卒業から7年後の同総会で起こった事件をきっかけに、最も輝いていた女子高時代を振り返りながら、事件解決への糸口を見つけようとする“新感覚”の青春ミステリー サスペンスとなっている。


4月9日(土)よりシネマート新宿ほか公開


撮影・記者:金剛

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