日本書紀から一千三百年、古事記と共に古代史の最前線を|『古事記と日本書紀 謎の焦点』

【書籍報道】 令和二年四月十日に青春出版社(代取:小澤源太郎)は、奈良時代に編まれた日本最古の正史「日本書紀」の成立から本年が一千三百年を記念して『古事記と日本書紀 謎の焦点/瀧音能之』を刊行する。著者は「駒大」の瀧音教授(癸巳)。日本古代史、特に「風土記」を基本史料とした地域史の研究を進めている。


近年、木簡を始めとする考古資料の発見が相次ぎ、新聞にて取り上げられる事がある。発見された考古資料が「古代史の中で何処に位置付けられるのか」、そういった研究において日本の始まりともいえる『古事記』及び『日本書紀』は欠かせない存在だ。


そもそも古事記は主に国家の歴史、日本書紀は天皇家の歴史を其々述べている。本書では、聖徳太子、大化の改新、壬申の乱といった教科書で習った事象を古事記・日本書紀を通して読み解く事で、見えてこなかった歴史的背景に迫る二百五十六頁。


瀧音教授は他にも「〔図解〕古事記と日本書紀/PHP研究所」等も監修している。


画像:㈱青春出版社


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