元グラドル・MEGUMIが、映画『闇金ドッグス3』で債務者に

【芸能ニュース】 平成二十八年五月二十一日、東京・新宿にて映画『闇金ドッグス3/AMGエンタテインメント』の初日舞台挨拶が行われ、青木玄徳(丁卯)、山田裕貴(庚午)、MEGUMI(辛酉)、冨手麻妙(甲戌)、波岡一喜(戊午)、津田寛治(乙巳)、監督の土屋哲彦(戊午)が登壇した。


同映画は映画「アウトレイジ(二〇一〇)/ワーナー・ブラザース映画、オフィス北野」「闇金ウシジマくん(二〇一二、二〇一四)/S・D・P」等に続く、裏社会作品『闇金ドッグス』シリーズ第三弾。闇金業界を舞台に、欲望渦巻く赤裸々な人間模様に迫った作品で、前作の主人公が経営する闇金会社で働く元ホストが、債務者を苦しめる悪徳芸能事務所の社長と対決する。特撮ドラマ「仮面ライダー鎧武(ガイム)/テレビ朝日」で戦極凌馬 役を演じた青木は、本作で映画初主演となった。




<津田寛治が監督・土屋哲彦を絶賛>

 舞台挨拶ではキャスト陣が場内を明るく盛り上げ、良い現場であった事が充分に伝わった。主演を務めた青木は「(シリーズ)二から三までの撮影が怒涛で、終盤に近付くにつれて主役としての荷が重くなってきた。現場はまさにナチュラルハイの状態で撮影に挑み、映画の中でもそれが伝わってくると思う。」とコメント。主演ともあり、目力は圧巻であった。また女債務者を演じたMEGUMIは、仏クリスチャン・ルブタンのヒールにボーダーという井出達で「言葉がうまく喋れないという役柄もあり、その世界観に入るように努力した。そんな中、青木くんが旦那(降谷建志/Dragon Ash)の身長を聞いてきて、今?!ってなりました。でもそれだけ和やかな現場でした。」と語った。


監督の土屋は「山田、青木の関係をリアルに見せる様に心掛けた。脚本がない状態で、もし今こんな状況だったら、という事をしたりして、二人の関係性を高める様にした。」と話した。土屋監督の事を津田は「若い俳優を輝かせてくれる監督だ!」と絶賛した。当日に訪れたユーザ層の年齢が幅広く、女性が九割となった。


ストーリ

 元・中途半端なイケメンホストの須藤司(青木)は、ラストファイナンスの社長・安藤忠臣(山田)に雇われている。

女の扱いには絶大な自信を持つ須藤は、ウィーメン ダイヤルという女性専用の金融システムを作り、男の武器を駆使しながら、次々に女の債務者を増やしている。そこに現れたのは元アイドルのえりな(富手)。夢を諦めきれず、路上ライブでひっそりと活動を続けている。そして、須藤のもう1人の債務者である聖子(MEGUMI)は、ステージママ。自分の子供をプロダクションに所属させ、成功を収めるまで、負債を続けながら、生活をしている。


聖子の子どもが大きなCMに決まるなど、売れっ子になってきたのにも関わらず、ギャラが上がらず、かえってレッスン料などを事務所に摂られてしまう。事情を須藤に説明すると、明らかにそこは悪徳プロダクションだったと分かる。その社長である沢村(津田)は、以前にえりなを陥れた極悪人だということが分かり…。


『闇金ドッグス3』 公開情報:新宿バルト9ほか公開中

配給:AMGエンタテインメント

©︎2016「闇金ドッグス2&3」製作委員会


撮影記者:原田眞吾

© FPhime 

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