『大阪よしもと漫才博覧会』が七月に十回目、ブレイク期待値大の十一組

【芸能ニュース】 平成二十八年七月二十四日に東京・世田谷にて、『大阪よしもと漫才博覧会 プレミアム/よしもとクリエイティブ・エージェンシー』が開催される。同博覧会は昨年三月より東京で開催し、七月で十回目を迎える。ブレイク寸前と見込まれる大阪よしもとの芸人四百組から厳選された精鋭漫才師が、東京のユーザに向けてネタを披露しアンケートを収集。「ブレイク期待値」を算出し、品質の高い笑いの場を提供している。


チケットは五月二十一日より販売開始済み。出演予定者は祇園、トット、ジュリエッタ、コマンダンテ、尼神インター、ヘンダーソン、マルセイユ、ミキ、大自然、ラニーノーズ、からし蓮根の十一組がネタを披露する予定だ。


 五月二十二日には第八回が新宿で開始され、ティーアップ、ヒューマン中村、かまいたち、スーパーマラドーナ、モンスターエンジン、和牛、藤崎マーケット、ゆりやんレトリィバァ、ヘンダーソン、霜降り明星、てんしとあくま、カバと爆ノ介、ヒガシ逢ウサカ、ラニーノーズ、トットの十五組が出演した。



内、『プレミアム』に出演するのは、ヘンダーソンとラニーノーズとトット。ヘンダーソン(写真上)は、子安裕樹と中村浩二が二十年結成した。スピード感あるネタの流れで、石焼いもと「どーも、くそ女デース!」で会場沸騰。中性的な中村のパキパキした運びに、観客は翻弄された。

ラニーノーズ(写真中)は、洲崎貴郁と山田健人が二十五年に結成した。現代風な漫才で、全体的に好印象なイメージを与えた。カナダに留学経験がある山田が得意とする英語をネタに、意訳の仕方や耐えられないリズムで会場を沸かせた。

トット(写真下)は、多田智佑と桑原雅人が二十一年に結成した。「第四十六回NHK上方漫才コンテスト」で準優勝する実力を有す。揃いの緑のスーツと黒のネクタイが印象的で、繰り出されるネタは桑原のスロー感が活きたロボット。独特の調子に観客は引き込まれた。


大阪よしもと漫才博覧会8 〜この中に絶対いる!〜/㈱よしもとクリエイティブ・エージェンシー』

記事:荒田雅×撮影:金剛正臣

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