十五万人動員の『ニコ超』、ヤフーはネット歴史を提供

【ビジネス ニュース】 平成二十八年四月二十九日と三十日に千葉・幕張メッセでドワンゴ(代取:荒木隆司)は、同社が運営する日本最大級の動画サービス「niconico」の超巨大イベント「ニコニコ超会議二〇一六」を開催した。今年の会場総来場者数は二日間で十五万人を超え、ネット総来場者数は五百五十四万人を記録した。同イベントは二十四年から開催され今年で五年目となる。


今年は伝統芸能とユーザー文化、最新テクノロジの融合による”新時代”の歌舞伎とされる『超歌舞伎』や、QVCマリンフィールドで開催される”千葉ロッテマリーンズ VS 北海道日本ハムファイターズ”の公式戦を『超野球』が新しく加わり、規模を拡大している。会場には十代から二十代の男女が多く訪れ、コスプレイヤーたちで賑わっていた。ゲストも豪華な顔ぶれで、小林幸子やNHKドラマ「真田丸」の出演者によるトークショーなどが行われた。




<十一月にパーティ>

 日本における検索エンジンとしては過半数のシェアを獲得しているポータルサイト「Yahoo! JAPAN/ヤフー(4689.T1)」は『ヤフヤフ学園』を出展。ヤフヤフ学園は、インターネット上で活躍するネットタレントが生徒として集い、ネットの歴史を学ぶ学校となっており、ブース内ではインターネットの歴史テストを体験出来るようになっていた。


また、二十周年を記念してインターネットの歴史絵巻物『History of the Internet ~インターネットの歴史〜』と題し超巨大壁画も設置され、見れば見るほどインターネットの歴史が理解できるものとなっている。担当者は「学校というと堅苦しいイメージがあるが、それをポップなテイストで表現し楽しみながらインターネットの歴史を知ってもらいたい。」と若者に向けてアピールした。


更に来年の「ニコニコ超会議二〇一七」の開催を決定した他、十一月三日にさいたまスーパーアリーナで開催する「ニコニコ超パーティー二〇一六」において、ネットチケット(生放送視聴チケット)の発売を発表した。


ニコニコ超会議二〇一六/㈱ドワンゴ」

記者:原田眞吾×撮影:岡本早百合

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