中小機構が創業・ベンチャ支援『TIP*Sサロンゼミ』を立ち上げ、第二創業も対象

【ビジネス報道】  令和二年七月二十二日より中小企業 基盤整備機構(理事長:豊永厚志、中小機構)の創業・ベンチャー支援部TIP*Sは、 第一弾となる全四回のワークショップを開催する。今月も『TIP*Sサロンゼミ』を立ち上げたばかり。

新しい事業・活動がしたい人が対象。第二弾以降も実施予定。


同ゼミは、起業や新事業・活動を考えている人の為の対話型ワークショップ。最初のテーマは「問い」づくり。TIP*Sでは、新事業や活動を着実に進めていく人が以下の二つのポイントを押さえていると感じている。

  1. その事業や活動を通じて生み出したい価値を具体化している
  2. 解くべき課題と自分との関わりが見えている


社会や自分自身に「問い」をもち、その問いに自身が納得いく答えを出せる様になるプロセスを重要とする。全四回で自分が社会で解くべき問いを練り上げ、生み出したい価値を具体化させ、自ら行動を起こす突破力に繋がる力を磨く。


やりたいことがあって起業を目指したい人や行動したい気持ちはあるものの具体的な行動に踏み出せていない人、準備に入る前に「自分ならでは」をしっかり固めたい人、第二創業等で新事業を立ち上げたいと考えている経営者に勧める。オンライン開催だが、参加者同士での対話と繋がりを作りながら、学び深い時間を提供する。


但し、士業や支援者、研修講師やコーディネータ、コーチング、コンサルタント等の企業や地域等の支援者や自治体や支援機関を除く(支援する役割としてではない起業等を予定している人は除く)。



同ゼミでは、以下音三点を磨ける力に据える。

  1. 問いを描く力(自分ならではの問いを持ち、 対象領域との関わり方を描く)
  2. 変化を描く力(自分が生む価値で、対象領域にどの様な変化を起こすのかを描く
  3. 伝える力(生み出したい事業を仲間、支援者、顧客へ訴える言葉を作る)

=同ゼミをスタートさせた経緯=

 私たちはこれまで活動してきた中で、自分の在りたい姿、やりたいことは見えてきたけれど、具体的なアクションにまで進んでいない・・という方にたくさん出会ってきました。

「私たちにできることは何か・・・」これまでの五年間、TIP*Sで私たち運営側や講師が得た経験を徹底的に棚卸し、その状況から具体的な一歩を踏み出すキーになっていると思ったことを伝える場、『TIP*Sサロンゼミ』を立ち上げることにしました。


ゼミの切り口は様々。その中で、自分に必要だと思ったものに是非参加してみて下さい。いつの間にか、自分なりのベースが整い、行動してみたくなる、事業を始めたくなる。応援しあえる繋がりができる・・・そんな場にしたいと思います。


画像:独立行政法人中小企業基盤整備機構

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