激戦・東京六議席、共産は山添拓(31)を投入予定|参院選二〇一六

【政治ニュース】 平成二十八年七月十日に投開票される『第二十四回 参議院議員 通常選挙(参院選二〇一六)』。最高裁(司法府)から違憲状態とされた参院選の「一票の格差」是正の為に、昨年に成立した改正『公職選挙法(合区、十増十減)』により、今回から東京選挙区の定数は十二議席、改選数は六議席と激戦区の予定だ。


近年、勢いに乗る共産党は、三十一歳の新人である山添拓(甲子)を擁立予定。前回は、東京選挙区に当時三十歳の新人であった吉良佳子を投入。自民・丸川珠代、公明・山口那津男に続く七十万四千票を獲得し、見事に第三位で当選した。参院は三十歳、衆院は二十五歳から立候補できる。既に他媒体は、共産・山添を当選するものと予想する。




<安倍政権は、一億総ブラック化>

 東大法学部卒で弁護士の山添は、既婚者。弁護士としては、労働者の権利を守る為に『派遣法』や『労働基準法』にまつわる問題に取り組んできた。若者の声を国会(立法府)に届ける為に、昨年八月に出馬を表明していた。


山添は、ブラックな働き方を変える「四つの改革提言」をPDFで公開している。四提言とは、賃金・労働時間・非正規・学生についてだ。チェックボックス形式で、簡単に違法か否かを判断できる資料となっている。但し、合法でも変えるべき法については、「合法ブラック」と表現した。また安倍政権の「一億総活躍プラン」を「一億総ブラック化」と揶揄。共産党の経済改革ヴィジョンで締める。


尚、山添は五月二十二日に東京・秋葉原で街頭演説を行った。『参院選二〇一六』の公示日は、六月二十二日。


=政策=

  1. 戦争法廃止の「国民連合政府」実現へ全力をつくします
  2. 消費税十㌫への増税中止。税金はくらし応援のために
  3. 働く人の命とくらしを第一にする雇用のルールを
  4. 原発再稼働ゆるさず、福島原発事故の被害救済を
  5. 若い世代が将来に夢と希望をもてる社会を

撮影記者:金剛正臣

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