【芸能・高級ファッション ニュース】 平成二十八年六月十一日、東京・新宿にて映画『白鳥麗子でございます! THE MOVIE/エスピーオー』の初日舞台挨拶が行われ、河北麻友子(辛未)、水野勝(庚午)、小林豊(己巳)、久松郁実(丙子)、上野優華(戊寅)、吉原雅斗(甲戌)、監督を務めた久万真路(戊申)が登壇した。同作は、原作が累計千七百万部以上の鈴木由美子が原作のコミックス「白鳥麗子でございます!/講談社」の映画化二作目で、二十年振りとなった。前作は七年に公開。
主役である三代目の白鳥麗子役を演じるのは、「Feroux/オンワード樫山」「ラドルチェ」「太田胃散整腸薬/太田胃散」「インフォファクトリー」四社の企業イメージに起用sれており、昨年には「川崎市統一地方選挙メインキャラクター」を務めた、ニューヨーク育ちの河北。さらに麗子が片思いする秋本哲也役には名古屋発の男性エンターテインメント集団「BOYS AND MEN(BAM)」の水野が担当する。更に原作にはないオリジナルキャラクタとして、「仮面ライダー鎧武/ガイム/テレビ朝日」等にも出演した「BAM」の小林が哲也のライバル・桐生希一役を、昨年下半期のグラビア表紙登場回数で首位の久松が麗子のライバル的存在・桝田留美役を演じるなど、豪華なキャスト陣となっている。
<プレタポルテに負けない河北>
舞台挨拶は和気藹々な雰囲気の中行われた。河北は麗子のイメージに合わせ、総額一千万円のブルガリのアクセサリにヴェルサーチのワンピース、靴はルブタンと華々しいプレタポルテで登場。通常はプレタポルテに身を包むとブランド力に負ける女性が多いが、女優・河北は堂々とした立振る舞いで、更なる輝きを放っていた。民族衣装的な身体に巻いた感の黒のロングドレスのバックは、斜めに背中が開いたスラッシュカット風。下部前身頃も角度あるスラッシュカットで、白肌の河北の足とルブタンのハイヒールがより様相を際立たせていた。
麗子との共通点について聞かれると「似てる所ばっかり。違う所は麗子さんは料理が出来ないけど、私は出来ます!」と答え、”もし哲也と桐生を選ぶなら?”という質問には「桐生です。」と即答。その意見に久松も上野も賛同し、見事に敗れた水野は「非常に悔しい。でも、マジ(映画では)見とけよ!って感じです。」と悔しそうに反論をした。女子達の反応に久万監督は「作り直したほうがいいかな?」とジョーク交じりのコメントをした。
可能性を秘める小林豊
一方、映画オリジナルのキャラクタを演じた小林(上写真;左三列目)は、柔らかなオネエ口調で終始“小林ワールド”を繰り広げていた。「本当にクールな感じが自分とそっくりで、、、」という発言に、「百八十度違った。どっちが本当のキャラなのか分からない。」と河北は一刀両断。しかし見所については「”ゆうちゃむ”と”桐生”のギャップを楽しんで欲しい。」と、小林は正反対の回答をした。
同映画の音楽はドラマに引き続き、水野、小林が所属する「BAM」が担当。水野は曲について「主題歌の“Forever and Always”はハッピーなウェディングソング、挿入歌の“With...”は切なく、より一層映画を盛り上げるような曲。」とコメント。久万監督は「この映画のために作ってもらったが、よくこんなにどんぴしゃに作ってくれたな、という感じでラッキーでした。」と絶賛をした。最後に河北は「ドラマから引き続き、白鳥麗子のスケールアップした姿を、是非何度も劇場でご覧になってください。」と映画のPRをした。最後の一礼は皆、とても深く、礼の時間がしっかりとあった。
=あらすじ=
麗子は愛する哲也とともに地元の伊豆・下田に帰省。哲也の家族に会うことになった麗子はプロポーズ?とはしゃぐが、下田では白鳥家が関わるリゾート計画が計画され、哲也の父ら地元の漁師たちがその計画に反対、二人の家は対立関係にあった。
引き離される二人、それぞれの前に現れる新たな恋のライバル。
「好きなだけじゃ、結ばれないの?」悩み苦しむ麗子は問題解決のために奔走するが…
=クレジット=
河北麻友子 水野勝
小林豊 田村侑久 久松郁美 上野優華 辻本達規 田中俊介 吉原雅斗 尾高杏奈
さとう珠緒 坂田雅彦 春海四方 松金よね子
原作:鈴木由美子「白鳥麗子でございます!」(講談社kiss 所載)
監督:久万真路 脚本:大谷洋介・久万真路 音楽:ゲイリー芦屋・永田太郎
主題歌:BOYS AND MEN「Forever and Always」(キングレコード)
挿入歌:BOYS AND MEN「With…」(キングレコード)
制作プロダクション:キュー・テック 制作:2016「白鳥麗子でございます!」制作委員会 配給:エスピーオー
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©鈴木由美子/講談社©2016「白鳥麗子でございます!」制作委員会
映画『白鳥麗子でございます! THE MOVIE/㈱エスピーオー』初日舞台挨拶
撮影記者:原田眞吾
© FPhime
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