バレリーナ・吉田都と女優・水野美紀が第六回「Women of Excellence Awards」を受賞

【社会報道】 日経BP(代取:吉田直人)は、第六回『Women of Excellence Awards』の「ビジネス部門」にバレリーナ・吉田都(乙巳)、「スペシャリスト部門」に女優・水野美紀(甲寅)を令和二年度に選出した。本アワードは平成二十七年に「自分らしく働き、輝く女性」の応援を目的として創設。


受賞ポイントは以下の四点。

  1. あくなき探求、挑戦を続ける仕事ぶり
  2. 長年の功績や至高の技芸
  3. 新たな道を拓いた先進性や後進育成への尽力
  4. 知性と研鑽により内から輝く魅力


 都(写真上)は、日本が世界に誇るトップ・プリマとして前人未到のキャリアを築き、退団後も舞台に立ち続けながら後進を育成。今秋からは新国立劇場の芸術監督として新たな挑戦がスタートする。日本から世界へと発信できる作品づくり、ダンサ育成の環境整備に意欲的に取組んでいる所が本アワードに相応しい女性として選出した。


都は「今は、見通しがつきにくいコロナ禍。舞台に立てず、表現の場を失ったダンサ達は翼を捥がれた鳥のよう。ドイツのグリュッタース文科相は、『文化は良き時代においてのみ享受される贅沢品ではない。一定期間、文化活動を諦めなければならないとすれば、それがどれ程の損失であるかも我々は理解している』と語りました。日本でも多くの人に分かって貰えるよう、より良い作品づくりやバレエ団のレベルアップに努めます。」と、今後の目標を熱く語った。



 一方の美紀は、演技の研鑽に弛まず取組み、難役に次々と挑戦。特に近年のドラマでの活躍は目覚しい。エッセイでは、自身の経験を独自の感性でコミカルに綴り、女性達の共感を集めた。主宰する演劇ユニットでは、脚本・演出も担当する等とマルチな才能を発揮し、型に填る事なく縦横無尽に活躍され、働く女性達を勇気づけ、エンパワーメントする存在と云える所を選出理由とした。


美紀は、「受賞できて大変光栄に思います。クリエイタは作品を通して、時に人々の不安や怒りを代弁したり、笑いや癒やしを生んだりして、目に見えない空気や感情を形にしてきました。私はこのコロナ禍での変化への不安も驚きも希望も苛立ちも、全て仕事に還元します。表現によって沢山の人と共有し、この時代を後世に伝えられたらと思います。」と受賞の喜びを語った。



協力のセイコーウオッチ・高橋修司(丁酉)代取は、「ウィズ・コロナの時代には女性の柔軟な考え方や斬新な発想が新しい価値観やライフスタイルを生み出すと信じております。女性の更なる活躍をグランドセイコーはより一層応援していきます。」とエールを送った。


写真:㈱キョードーメディアス

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