安倍首相は若者ではなくシニアに注意喚起、政府対策が奏功して「重症者数」「死亡者数」激減

【社会報道】 安倍晋三(甲午)首相は、令和二年八月六日に広島・平和記念公園にて『広島市 原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式』に参列した。同日は原爆の日。原爆死没者の霊を慰め、世界の恒久平和を祈念する為の式典で、本年で七十五回目の開催となった。第一回は昭和二十二年。

首相の参列は四十六年の佐藤栄作(辛丑)元・首相より。


本年の参列者は、被爆者や遺族等の七百八十五人。国連等国際機関、八十三ヵ国と欧州連合(EU)の代表らも参列した。式典後に安倍首相は、「被爆者代表から要望を聞く会」に出席して七団体の代表者らから要望を受けた後に記者会見を行った。


式典では「七十五年前、一発の原子爆弾により廃墟と化しながらも、先人達の努力によって見事に復興を遂げた、この美しい街を前にした時、現在の試練を乗り越える決意を新たにすると共に、改めて平和の尊さに思いを致しています。広島と長崎で起きた惨禍、それによって齎された人々の苦しみは、二度と繰り返してはなりません。唯一の戦争被爆国として、『核兵器のない世界』の実現に向けた国際社会の努力を一歩一歩、着実に前に進める事は、我が国の変わらぬ使命です。」と日本の使命を挨拶で伝えた。



<春より三分の一から五分の一まで減>

 記者会見では、緊急事態宣言を発出しない理由を説明。四月時点と八月を比較し、新型肺炎の重症者数は三百二十八人から百四人と三分の一に。死亡者数は五月時点と七月時点を比較し、四百六十人から百四人と五分の一まで減った。また、PCR検査能力は直近で一日五万件まで大幅に向上をした。病床数は、二万床超を確保。重症者用は、全国で百人に対し、二千五百床超をも確保した。

「 新型コロナウイルス感染症 対策専門家会議(現・分科会)/厚労省」は軽症・重症・重篤に分けていた。


以上より、「この様な状況を踏まえると、直ちに緊急事態宣言を出す様な状況ではありませんが、政府としては引き続き高い緊張感の下、状況を注視をしていくと共に、地方自治体とも緊密に連携をしながら、医療提供体制が逼迫しない様に、きめ細かく対策を講じていく方針であります。」と現在の日本の状況は緊急事態ではない点を安倍首相は述べた。結果の数字を視る限り、政府の対策は奏功している。


更に「特に大人数の会食等、感染リスクが高い状況を控える等、高齢者等への感染に繋がらない様に、充分に注意をして頂く様にお願いを申し上げたいと思います。」と若者でなく、高齢者へ注意喚起を行った。


写真:首相官邸

0コメント

  • 1000 / 1000