【芸能ニュース】 平成二十八年六月十八日、東京・渋谷にて映画『教科書にないッ!/日本出版販売』の初日舞台挨拶が行われ、森川彩香(丙子)、馬場良馬(甲子)、片山萌美(庚午)、百合沙(壬申)と監督の佐々木詳太が登壇した。同作は岡田和人の大人気コミック「教科書にないッ!/秋田書店」が原作となっており、七年にVシネマ、十年にオリジナル ビデオアニメ、そして十九年には韓国でイ・ミンホ(丁卯)やBIGBANGのT.O.P(丁卯)等の豪華キャストによる「アイ・アム・セム(I am Sam)」というタイトルでテレビドラマ化もされた人気作品。今回は、日本の旬な俳優陣で二作同時公開という実写映像化だ。
主演には、元AKB48の森川が映画初出演で主役に抜擢され、大胆な演技で熱演。また相手役にはミュージカル「テニスの王子様/ネルケプランニング」や「特命戦隊ゴーバスターズ/テレビ朝日」、先日行われた舞台「昆虫戦士コンチュウジャー/MMJ」にも出演した馬場がキャスティングされた。その他にも週刊プレイボーイのグラビアで話題となった片山や、週刊現代「美少女 百合沙がいる街」で話題の百合沙等が脇を固める。更にはテレビドラマ「ライアーゲーム/フジテレビ」や「ハチミツとクローバー/フジテレビ」の佐々木がメガホンを取った。
<二大出版取次が仕掛けるラブコメ>
初映画・初主役に大抜擢された森川は「オーディションの時は受からないと思っていた、ガンプラで戦う姿を(監督の前で)熱演したら合格していた。」とまさかの合格理由を明かし、佐々木監督は「正直、最初はこいつで良いのかと不安だった。でも今は選んで良かったと思っている。みな飾った感じであったが、森川は違いそこが決め手になった。」とキャスティング秘話を語った。また同じオーディションに参加していたという片山は、「この子が受かるなら、私はダメだと思った。」とまさかの合格に喜んだ様子であった。
役についての質問では、森川は「常にニコニコしている役柄だったので、笑顔を作るのに苦労した、元々AKB48の時も暗い曲が得意だったので。」と元アイドルらしからぬ回答をし、現場でムードメーカだったという馬場は「初のラブコメで、今までは男の子としかキスをした事がなかったので、初めて女性とのキスで緊張した。」と明かした。また百合沙は、アクションが多かったそうで「この映画をきっかけにアクションレッスンを始めたら、意外と出来てしまったのでこれからも極めていきたい。」とアクション女優としての活躍も期待させるコメントをした。
佐々木監督は「素晴らしい俳優陣で、和気藹々の中撮影ができた。」と話し、次回作については「パート三は皆さんに懸かっていますので、どうぞよろしくお願いいたします。」と映画のアピールをした。同作は、渋谷HUMAXシネマで二十三日まで二作が隔日上映され、七月九日から十五日は大阪・シネ・ヌーヴォXにて二作が毎日上映される。
尚、配給元の日本出版販売(代取:古屋文明、平林彰)は、日本における二大出版取次会社の一つである。
=あらすじ=
ヤクザの組長の娘である綾(森川)と同居しながら一緒に学校生活も送ることとなった高校教師の大楽(馬場)は、組長から高校を卒業するまで悪い虫がつかないように監視する役目を任される。大楽は、任務に失敗すると海に沈められる恐怖に怯えながらも自分に」好意を寄せる綾との同居で次第に二人の距離が縮まっていく。二人の同棲生活の行方は。。。切ない恋心を描いたちょっぴりエッチな学園ラブコメディ。
映画『教科書にないッ!/日本出版販売㈱』初日舞台挨拶
記者:原田眞吾×撮影:金剛正臣
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