【ビジネス報道】 令和二年八月五日に栃木「東武日光駅」にて東武鉄道(9001.T1)は、『「SL大樹」東武日光駅 初お披露目・新プロモーション発表式』を開催した。新イメージ起用は女優・門脇麦(壬申)。二十代・三十代の代表者として選定した。SL大樹が同駅に初乗り入れした。
SL大樹は「東武鬼怒川線(下今市駅)」で既に運行。こちらは本年で三年目を迎える。十月よりSL大樹は「東武日光線」で運行する。本線を走るSL大樹に日光の由来である「ふたら(二荒)」と名付けた。日光・鬼怒川エリアを若手にアピールしていく。
同社の吉野利哉 執行役員(写真上)は「SL事業では技術の向上、鉄道産業文化遺産の保存と活用を一層推進し、年間を通してSLをお愉しみ頂ければと考えております。特に二十代・三十代の方々の皆様には、日々の喧騒から離れて頂いて、ゆっくりとした時間の旅を是非、SL大樹で。或いは日光・鬼怒川エリアを体験して頂きたい。」と述べた。
<麦が推す鮎の塩焼き、その他のグルメは>
CMの撮影で初めて見たSLに麦(写真上)は「とても迫力があって、特に煙の迫力が想像以上で凄くて。SLに驚くシーンがあったんですが、素で驚いてしまいました。」と興奮。CMではSL大樹に乗って、日光・鬼怒川の様々な場所を訪れた。撮影の際に食した“鮎の塩焼き”を一押し。「鮎を食べるシーンがあったのですが、その時に食べた鮎が本当に美味しい過ぎて、東京へ帰ってきてからもスーパーで鮎を買って、自分で塩焼きにして食べました。」と話した。
日光の観光地は、日光東照宮・二荒山神社・日光山輪王寺の三寺社や華厳の滝、中善寺湖(フェリー有)が有名。 グルメは肉厚なゆば(天ぷらやまんじゅう)や豚、三十ちかくある酒蔵からのオリジナリティ高いお酒(日光ワインやそば焼酎、日本酒のウィスキー仕立て等)。お酒はボトルで一千円単位から買える。
取材後、実際に日光の観光地を数か所ほど巡ってみたが、二十代・三十代と思われる若者を多く散見。時期的なせいか、友人同士や恋人同士等の若者が観光を楽しんでいた。グルメの並ぶエリアでは、家族連れも若い母親達であった。東照宮は東京スカイツリーを超える標高の山だが、息を切らしながらも登っていた。若い女性はヒールが多かったので、スニーカが良さそうだ。三寺社は体力があれば、徒歩圏内。
尚、同社は、二年後以降で福島・会津にまでSL大樹を走らせたい。
記事:金剛正臣
写真:東武鉄道㈱
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