【社会報道】 令和二年、若手を代表とする三つ目の報道機関ができるかもしれない。
報道現在で、現存する二つの機関は我々、報道府(代表:金剛正臣)とJX通信社(代取:米重克洋)。
CLP・佐治洋(壬戌)代取。氷河期世代。TBSの社会部記者として、「報道特集」や「上田晋也のサタデージャーナル」等のディレクタとして番組制作に携わった。本年に退社し、七月に同社を立上げ、CFを募っている。残り三十日を切るが、目標金額の八百万円を二倍以上も上回り、二千万円の支援総額。支援者数は三千人に迫る。
CFの大義は「自由で公正な社会のために新しいメディアを作りたい」。
- ChooseTV
- 国会ウォッチング
- インタビュ
- 現場取材
- 判決ウォッチング
- 他団体とのコラボ企画
- 選挙企画
- 文化/芸術
- その他
以上の九種を今回のCFで実現したい。
株式会社の法人形態である社名のCLPは、“Choose Life Project”の略。政治・社会の問題をもっと自由に語れる為の新ネットメディアだ。報道府は財団形態、JX通信社は株式形態である。同社は、TVの報道番組や映画、ドキュメンタリを制作している有志で始めた。主にYTで国政選挙等に合わせた「投票呼びかけ動画」、国会”解説”動画、裁判に関する記録、時事問題に関する生討論番組、オンライン シンポジウム等を不定期で配信してきた。
CLPの理念は以下の三つ。人として当たり前の尊厳が守られる社会にしていく為の「公共のメディア」を目指す。
- 自由な言論空間の構築
- メディアを繋ぐメディア
- 市民スポンサ型メディア
CF・目標金額の内訳と具体的な資金の使い道は、 Webページのリニューアルに八十万円、設備費に二百二十万円、人件費に三百五十万円、広報費に二十五万円、手数料に百二十三万円の計八百万円。
今後は毎月四回程度の生配信を行い、九月にHPを立ち上げる予定。
佐治代取は「少なくとも今のテレビの姿は、自分が探し求めてきた『答え』ではなく、むしろ時間の経過と共に乖離していく様に思えました。」とメッセージ内に綴った。八月九日付の東洋経済には以下の様に思いの丈を述べていた。
『投票しない自由もある』と言う人もいるけれど、その人たち、あるいは未来の世代がどこかで『政治の結果責任』に直面することになる。投票することは、自分たちの人生を選ぶ1つの方法でもある。だから、『選ぼうよ』という思いを込め、Choose Life Project というこの名前にしました」
若手を代表とする新たな報道機関の誕生を報道府は祝いたい。
若手が苦しい理由は、三権及び大企業群を報じる機関の意思決定者がシニアであるからだ。
若手の窮状が伝わらない。なら諦め、無興味になる。
若手が現場で真実を報じたくも、デスクや取締役会の意向に潰される。
皆が知る大新聞社や民放キー局等、全てシニアの意向が反映される。
最近ではYahoo!ニュースやABEMA等もあるが、親会社の取締役会は中堅・シニアが主体だ。
若手の意見が社会(国や働き方)に反映される訳がない。
反映させる道がない。
だから若手の普通の意見が、社会に反映させる道を創る。
今回のCLPでまだ三報道機関目。
まだまだシニアの報道機関数に遠く及ばない。
記事:羽田野正法
画像:テレビ報道に危機覚えた記者たちの重い一石/東洋経済オンライン、自由で公正な社会のために新しいメディアを作りたい #CLP/GoodMorning
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