計五億円を都が補助、ベンチャ&中小企業を募集開始|未来を拓くイノベーションTOKYOプロジェクト

【ビジネス報道】 東京都(知事:小池百合子)は、令和二年八月十一日に令和二年度『未来を拓くイノベーションTOKYOプロジェクト』の支援対象事業者の募集を開始した。補助限度額は、合計で最大五億円(下限額で一億円)。初年度は五千万円、次年度以降が一.五億円となる。支援期間は、交付決定日から最大で三年三ヶ月。 

締切は十月二日。


本プロジェクトは、波及効果のある新たなビジネスの創出が目的。都内ベンチャ・中小企業が大企業等とのオープン イノベにより事業化する革新的なサービス・製品等を対象とする。開発・実証・販路開拓等に要する経費の一部を補助するもの。採択予定件数は、二件。三井住友FGのシステムインテグレータ・日本総合研究所(代取:谷崎勝教)が事務局。ハンズオン支援(経営への直接参加)も行う。


同事業者の区分は、 A「大学発ベンチャ枠」とB「一般枠」。以下が応募条件。

  1. 一日現在で、引続き一年以上事業を営む者
  2. 一日現在で、都内に登記簿上の本店又は支店がある(個人においては都内に開業届出)
  3. 一日現在で、都内で創業し、引続く事業期間が一年未満の者
  4. 申請日時点で、事業会社等から、平成三十一年四月一日から令和二年十二月末日に総事業費の四分の一以上の出資等を受ける
  5. 申請日時点で、事業会社等から、販路・人材・ブランド等の提供を受ける
  6. 募集要項に定める諸要件を満たす



製品等の事業化に要する開発・改良・実証実験経費、販路開拓経費の「補助対象となる経費」は以下の十勘定科目。

  1. 原材料・副資材費
  2. 外注・委託費
  3. 直接人件費
  4. 不動産賃借料
  5. 設備導入費
  6. 産業財産権出願費
  7. 展示会等 参加費
  8. イベント開催費
  9. 広報ツール製作費
  10. 広告掲載費

画像:募集要項/東京都

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