地球親善大使就任、若者からの圧倒的支持をもつ「ラスボス・小林幸子」

【ビジネス・芸能ニュース】 平成二十六年六月十五日に東京・秋葉原にて『PSO2「地球親善大使」就任式/セガゲームス』が行われた。同社が運営を行うオンラインRPG『ファンタシースターオンライン2(以下PSO2)』において地球の歌姫、地球親善大使として演歌歌手の小林幸子(癸巳)が就任した。小林本人としてゲーム内に登場し、八月中旬のアップデートにて本作の為に、アマチュア編曲家のビートまりお(辛酉)が書き下ろしたオリジナル楽曲でステージライブを行う事が決定した。


PSO2はサービス四周年をまもなく迎え、登録者IDが四百万人を超えるオンラインゲームだ。二十四年七月からPC版のサービスを始め、二十六年にはスマートフォン版、本年にはPS4版のサービスを開始している。自由度の高い、基本プレイ無料のオンラインRPGゲームである。




<ラスボスとしての貫禄>

 小林幸子の名前は誰もが一度は耳にした事はあるだろう。年末の紅白歌合戦にも三十三回も出場している程の大物演歌歌手が何故に若者に人気があるゲームに登場したのか。それは小林が昨今に呼称されている“ラスボス”に起因する。


小林の紅白の衣装やステージ上の大掛かりなセットから、まるでRPGゲームに出てくる“ラスボス”の様なイメージにネットユーザーが喰い付いた。今では「ニコニコ動画/ドワンゴ」上でいくつもの動画がアップされており、コミケにも参加している。ニコ動上で生まれた“初音ミク”が歌っている曲で紅白にも出場した。世代関係なく、老若男女に愛されているという点で今回の地球親善大使の就任に繋がったのだろう。



酒井Pはネオ演歌と評価

 ビートと小林は一昨年参加したコミケで知り合い、今ではビートの母とも交流がある程に交流が深くなっている。互いにさっちゃん、まりおちゃんとも呼び合える関係た。レコーディング現場では「求めている以上の出来で返してくるのが本当に凄い。もっともっとと求めてしまいました。」とビート。その甲斐あって、プロデューサの酒井智史が求めた“ネオ演歌”が出来た。


この小林の仮想ライブは、ゲーム内でライブが始まる時間の告知として出現する。そのタイミングでロビーに行けば、小林の仮想ライブが観れる。また「今のところCD化する予定はないが、好評であれば考える。」と酒井プロデューサは述べた。今後の目標を尋ねると「今、出来る事を目の前の事を一生懸命頑張ります。現在はSEGAです。」とコメント。また七月に新曲もリリース予定をしている。


『PSO2「地球親善大使」就任式/㈱セガゲームス』

演歌歌手・女優・実業家:小林 幸子(Kobayashi Sachiko.癸巳)/㈱幸子プロモーション

ゲーム画面 ©SEGA

撮影記者:岡村拓磨

© FPhime 

0コメント

  • 1000 / 1000