【社会・政治ニュース】 平成二十八年六月二十四日に東京・西新橋にて、東京選挙区で立候補した共産党・山添拓(甲子)が街頭演説を行った。当日は東京駅から始まり、全八箇所で行われた山添の演説には、吉良よし子(壬戌)参議院議員も応援に駆けつけ、命と暮らしを守る同党の政治家として有権者に訴えかけた。
山添は京都府生まれの三十一歳。早稲田大学卒業後、二十三年より弁護士登録をし、「東京法律事務所」に所属していた。福島原発事故の被害弁護団が原点という山添は、福島原発事故の被害回復や、過労死、冤罪などの事件に取り組んできた。苦しんでいる人々に寄り添う政治への転換を、固く決意している。
『憲法をいかし、希望ある日本に。』と掲げる山添の政策は五つ。
- 政治を動かす 市民と野党が力合わせて
- 若い世代が将来に夢と希望を持てる社会に
- ブラックな働き方を変える
- 税金はくらしと子どもたちに
- 安倍政権による憲法破壊を許さない
<ブラック企業キラー・吉良よし子が推す>
第一声で山添は「市民と野党の共闘の力で安倍政権を終わらせる大きなチャンス。」と有権者へ訴えた。若い世代で政治を動かすことを目指す山添は、今の日本の政治のあり方について「日本は若者にお金を使わない社会になり、若者がどうやっても解決できない困難が次々と降りかかっている。政治の姿勢を改めて、解決していく問題。」と熱弁し、授業料値下げや、返金不要の奨学金制度を行っていくとした。
またアベノミクスについて「企業が世界で活躍しやすい国を目指し、利益を上げさえすれば、労働者やその家族はどうなっても構わない、という法案(改正『労働基準法(残業代ゼロ法)・改正『派遣法』等)が作られている。」と強く否定し、「私なら働き方の改革、長時間労働を規制する法律や、最低賃金千五百円以上、それだけでも暮らしていける制度を目指す。」とアピールした。
吉良参議は、ブラック企業に対し「正社員でも低賃金、若者を使い潰すブラック企業があってはならない。ブラック企業を合法化するような『残業代ゼロ法』を行う安倍政権は見逃すわけにはいかない。」と語り、「ブラック企業に対し悩んできた人々に寄り添い共に戦ってきた山添拓こそ、今の日本を変えてくれる。是非彼と共に国会で戦っていきたい。」と山添への一票を有権者へ訴えかけた。
『参院選二〇一六』東京選挙区:山添 拓(Yamazoe Taku.甲子)/日本共産党
記者:原田眞吾×撮影:岡本早百合
©FPhime https://www.facebook.com/FPhime
0コメント