城田優の実兄、にわ大(維新、神奈川)はパワー系演説|参院選二〇一六

【政治ニュース】 平成二十八年六月二十四日に神奈川・東戸塚にて、『おおさか維新の会(代表:松井一郎)』から神奈川選挙区から立候補した丹羽大(丁巳)が街頭演説を単独で行った。ビラ配りにはスペイン人の母も手伝っていた。三十九歳の丹羽は国政に挑戦するために北京デルフィス博報堂を退職し、貯金全額を選挙費用に注ぎ込んだ。俳優の城田優(乙丑)の実兄でもあり、注目を集めている。


神奈川は十二名が四議席を争う。幼少期によくイジメられたという丹羽は冒頭から、やや怒り口調で始まった。納得のいく政治、未来を決めてく政治を訴えた。「自分たちの世代で行動して変えていこう。政治家を養うために働いているんじゃない。」と生活が苦しい、心が余裕がない原因に言及し始めた。「人のせいにしていれば、永遠に変わらない。」と当事者意識を促した。何度も“私たちの世代”を繰り返し、行動を起こさなかった過去が現在を苦しめている事実を伝え、国民の行動で未来を創ることを語った。

何より大手に勤めていた中国開拓のプロとしての経験より、五年(一期六年以内)あれば国は変えられると宣言した。



  1. 世界水準の教育復活
  2. 統治機構改革を
  3. バランス感覚のある外交を
  4. 社会保障制度改革



神奈川は全国屈指で浮動票が多い。政党を見る、というよりは候補者個人を見る傾向がある。おおさか維新の会の候補者は、総じて関西的なパワー系の演説が多い。日本維新の会時代よりそうであるが、首都圏では関西的なパワー系演説は好まれ難い。こと神奈川に関しては、品性を重んじるエリアとみられる。丹羽の演説は神奈川県民にウケるだろうか。端正な顔立ちでパワー系だと傍から見たときに“怖さ”を感じるだろう。


「次の時代、一緒に行きましょうよ。」アツい想いを抱き、行動できる若手の候補者なだけに改善が求められる。


『参院選二〇一六』神奈川選挙区:にわ 大(Niwa Dai.丁巳)/おおさか維新の会

撮影記者:金剛正臣

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