都が西新宿の革新案を募集、八月末まで|第六回『UPGRADE with TOKYO』

【ビジネス・社会報道】 東京都(知事:小池百合子)は、令和二年九月十七日に第六回『UPGRAGE with TOKYO』を開催する。これは都政課題の解決に向けたスタートアップ ピッチイベントで、今回のテーマは「デジタルを活用した西新宿の街の魅力向上」。西新宿スマートシティ協議会と連携して実施する。

募集期間は八月末まで。


同イベントでは、東京が抱える様々な都政課題を解決する為に、民間から生まれた画期的な製品・サービスを活用する事が重要と都は捉える。都は、スタートアップによる都政課題解決に向けた製品等のピッチや行政機関、VCや企業等との交流の場を創出するイベントを昨年末から開催している。七月二十八日は第四回「都庁の働き方改革」を募った。


今回は五社を選びたい。デジタルの力で東京のポテンシャルを引き出し、都民が質の高い生活を送る「スマート東京」の実現に向け、先行実施エリアの一つに位置付けられている「西新宿エリア」につき、アンケート等を通じて明らかとなった以下の課題の解決に資するデジタルを活用した革新的なサービス等を募集する。


  1. 働く場所としての満足度は高いが、街に滞在する時間が短く、エリア内回遊性の創出が課題
  2. 働く人、居住者、来街者等の交流が少なく、新たなビジネスや街の魅力の創出が課題 


西新宿エリアにおいてデジタル技術を活用し、豊かな都市生活を実現する為に、シェアリング エコノミ(遊休資産の共有経済)やコミュニケーション、芸術・文化、スポーツ、学び等の幅広い分野のサービスを期待する。


応募条件は、以下の通り。業種は無制限。

  1. 創業後・第二創業後、十年未満 (社団法人、合同会社、個人事業主等も含む)
  2. 応募テーマに合致した製品・サービスを有し、リリース後に五年以内
  3. 公序良俗に反する事業を行う等、都の支援が適さないと判断した企業等ではない 



以下の観点で審査し、五社を選出。

  1. 製品・サービスが上記応募テーマに合致しているか
  2. 製品・サービスを用いて都と協働する事により、都政課題の解決に資する事が見込まれるか
  3. 製品・サービスに新規性・独創性があるか、ソーシャル インパクトがあるか
  4. 財務状況等に問題がなく、製品・サービスの生産(提供)計画に適切性があるか

画像:UPGRADE with TOKYO/東京都

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