国会唯一の女性・公認会計士、竹谷とし子(公明、東京)は“食品ロス”を訴える|参院選二〇一六

【ビジネス・社会・政治ニュース】 平成二十八年六月二十四日に東京・亀戸にて、『参院選二〇一六』の東京選挙区から立候補した公明・竹谷とし子(己酉)が団地に住まう主婦達を前に街頭演説を行った。応援には、都議の木内よしあき(甲申)が駆け付けた。東京選挙区は六議席。母体の創価学会票を固め、二位ないし三位で二期目の当選を狙う。


四十六歳の竹谷参議は、国会内で唯一の女性・公認会計士。報道現在、衆参合わせ五名しか公認会計士はいない。一期(六年間)で行財政改革に取り組み、無駄を削減し「日本の経営改革に全力で取り組むことができました。」と主張。ポイントは、複式簿記・発生主義の公会計制度改革による「財政の見える化」だ。現在の国の財政は単式簿記で透明性が低く、信頼性も低い。単式簿記は無駄使いが横行し易い制度であるため、公認会計士の竹谷参議は複式簿記へ取り組む。ここは推すべきだろう。


  1. 財政の「見える化」でムダを削る
  2. 中小企業を守り、経済を発展
  3. 「人」に焦点を当て、暮らしを支える




<中小企業対策と食品ロス>

 実績として、「国債整理基金」の利払い費が年間一千億円以上に上っていたが、七百億円を削減した。残高は十兆円から三兆円に。三年間で二千百億円、一日当たり二億円を削減した。また「ものづくり補助金」の復活と拡充に成功し、予算額が年間で一千億円以上を確保。年間で一万社以上の中小企業が利用している。

応援した木内都議は、竹谷参議を「予算の数字に明るい、財政に精通した方であります。」と数字に弱い国会議員が多数いる現状を踏まえ、称賛した。


現在は「食品ロス」に取り組む。食品の六百三十二万㌧(魚介類の生産高に匹敵)が食べられるにも関わらず、廃棄されている。「子どもの貧困が何よりも、深刻でございます。」と危惧。同党のチーム「食品削減推進プロジェクト」を立ち上げ、竹谷参議は座長を務める。


先のG7農業大臣会合で「食品ロス」が話し合われ、「食料安全保障と栄養に関するG7行動ビジョン」の中に食品廃棄のことに関する記述がなされた。更に事業「フード バンク(食料銀行)」を通じ、生活困窮世帯や福祉に余った食品を分けることを重視し、安倍晋三 内閣総理大臣に政府としての後押しを提言したと述べた。「誰よりも働いて参ります。結果を出して参ります。」と語気を強め、締めた。


記者:羽田野正法×撮影:金剛正臣

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