悟り系演説の今井絵理子(自民、東京)、障害も人の個性と|参院選二〇一六

【芸能・政治ニュース】 平成二十八年六月二十二日に東京・有楽町及び蒲田にて、『参院選二〇一六』に比例代表として立候補している自民党公認の今井絵理子(癸亥)が街頭演説を行った。今井は政界で初の出馬で、有楽町が第一声となった。


今井は一児のシングルマザーで、息子は生後三ヶ月で耳が不自由な事が判明した。今井は、元アイドルグループ「SPEED」のメンバでボーカルを担当していた。歌手の今井は「神様は残酷だな。なんで歌を歌う仕事をしている私に、耳の聞こえない子を授けたんだろう。」と、自身の心境を述べた。



有楽町の演説では、山東派である自民党 副総裁の高村正彦(壬午)衆議と同会派の会長で元女優の山東昭子(壬午)参議が応援に駆けつけ、今井の第一声の背中を押した。今回出馬するにあたり、山東参議の助力があった。自民党内の会派で唯一、女性で会長(領袖)を務めるのは山東参議ただ一人。演説中に山東参議に感謝の念を表し、深く礼をした場面があった。今井の政策は、母と子に大きく焦点を当てている。今井自身の子育て経験で心から感じた課題の一部である公約は以下の通り。


  1. 教育「いっしょに学ぶ」
  2. 福祉「いっしょに生きる」
  3. 環境「いっしょに考える」
  4. 感謝「ありがとう」

=解説=

 三十二歳の今井の愛息子は小学六年生。これまでの十一年間、初めての子育に併せて、自身の声が届かないという衝撃や苦労、悲しみ等。通常の母よりも二倍、三倍の経験をしてきた。人の声にはその経験が滲み出てくるものだ。今井の声は優しいが、母として、女として尊敬できる声をしていた。今井の演説には“魂”が宿っている。与野党含めて、魂が宿る演説をする候補者は、多くない。


参院選は衆院選の小選挙区と異なり、国民の代表を選ぶ。衆院・小選挙区は、地域の代表を選ぶ。国民の声を代表して、国の政策に反映さえてくれる重要な人物を選ぶのだ。心に響かない演説をする候補者は、決して国民の声を届けてはくれないだろう。高村副総裁は、今井を「ヤング デモクラシー(若き民主政治)のスター」と表した。今井の強い想いで、若者からシニア世代まで心動く事を指している。

まるで舞台の様な街頭演説で聴衆を引き込む力は、若者トップクラスか。


『参院選二〇一六』比例代表選挙区:今井 絵理子(Imai Eriko.癸亥)/自由民主党

撮影記者:岡本早百合

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